スーパームーン
Supermoon
Takayuki Yoshida
スーパームーンの写真
月が地球を周回する公転軌道は楕円のため、地球と月との距離は常に変化しています。 夜空で輝く月の見かけの大きさも、若干異なっています。 地球と月の距離が近いときは大きく、離れているときは小さく見えています。
月と地球の距離の変化の中で、月が地球に近づいたときに新月もしくは満月を迎えること、 もしくはそのときの月を「スーパームーン」と呼んでいます。 NASAの調査によると、スーパームーンの満月は、月が最遠のときの満月よりも約14%大きく、 約30%明るく輝くと言うことです。
上の写真は、2014年8月11日(8月10日深夜)に撮影したスーパームーンです。 この時の地球と月との距離は、約35万6896kmでした。 月が地球から最も遠いときは、41万キロ前後の距離がありますので、 それと比べると、この日の月は13%程度地球に近かったということになります。
Imaging information
撮影機材: タカハシTOA130S望遠鏡、ビクセンSXP赤道儀
使用カメラ: キャノンEOS5DMarkII、キヤノンEF1.4×IIIエクステンダー使用
露出時間: 1/200秒、ISO200
撮影場所: 兵庫県宝塚市