2020年の木星の姿
2020年の木星の姿
太陽系最大の惑星、木星の写真です。 木星は縞模様が発達した惑星で、この写真でも数多くの模様が確認できます。 縞模様の中で特に顕著なのは、赤道付近に走る2本の太い縞模様で、赤道縞と呼ばれています。 縞模様は恒久的なものではなく、過去には薄くなったり、消えてしまったこともあります。
2020年の木星は、7月14日に衝を迎えましたが、 2020年は梅雨が長引き、7月31日になるまで、木星を観望・撮影することができませんでした。 上写真は、8月13日に撮影した作品です。 猛烈な暑さが続く影響で、梅雨明け後も夜になると雲が広がる日が多く、 この日も雲間から撮影して仕上げた作品です。
Imaging information
撮影望遠鏡:タカハシ ミューロン300 天体望遠鏡
架台:ヘラクレス赤道儀にて追尾
拡大光学系:タカハシ バリエクステンダーにて拡大
使用カメラ:ZWO社 ASI290MM カメラ、ASI224MCカメラ
ZWO社IR/UVカットフィルター使用、ZWO ADC使用
画像処理:Autostakkert2!、ステライメージ8
WinJUPOS11、Registax6、PhotoshopCC 2015
撮影場所: 兵庫県宝塚市、2020年8月13日撮影