虹の架け橋

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大阪平野にかかった虹の架け橋
台風から変わった温帯低気圧は、近畿地方に大雨をもたらしました。 「バケツをひっくり返したような・・・」という文字通りの大雨が降り、外に出ていたら全身ずぶ濡れになってしまいました。
少々、恐怖を感じるほどの大雨でしたが、しばらくして雨が止むと、 辺りに夕日が差し込んできました。 夕日の逆の方向を見ると、うっすらと虹が見え始めています。 窓から眺めていると、大阪梅田の繁華街(写真右側)から発生した虹がだんだんと成長していって、 左の方から伸びてきた虹と天空で繋がりました。 虹のアーチの完成です。
虹はすぐに消えるかと思いましたが、徐々に色合いが濃くなっていきます。 海岸部で虹の全景を見たことはありますが、 都市部でこれほど見事な虹の橋が見られるのは珍しいのではないでしょうか。 虹の外側に、さらに新しい虹も薄くできつつあって、虹が2重に見えていました。
大きな被害をもたらした大雨ですが、最後に綺麗な自然現象を見せてくれました。 最近、雨続きで少々気分が滅入っていましたが、この虹が晴れやかな気持ちにしてくれました。
Imaging information
使用レンズ: シグマフィッシュアイレンズ15mmF2.8 EXにて撮影
使用カメラ: キャノンEOS5DMarkIIにて撮影
撮影地: 兵庫県宝塚市