子持ち銀河
M51
Takayuki Yoshida
子持ち銀河 M51
子持ち銀河M51は、大小2つの銀河が繋がっている様子が大変美し い銀河です。肉眼では全く見ることが出来ませんが、双眼鏡を使うとボーっとした白いシミの ように見えてきます。望遠鏡を使うと面積のある天体であることがわかりますが、子持ち銀河と いう愛称通りに見るためには、20センチクラスの望遠鏡は必要でしょう。この子持ち銀河 はM106銀河も輝くりょうけん座 に位置していますが、有名な北斗七星から探すのがわかりやすいと思います。
BRC天体望遠鏡のテスト中に冷却CCDカメラを用いて 撮影した画像です。自宅からすぐ近くの場所で撮影したので、光害の影響も大きく 出ましたが画像処理の助けを借りて作品に仕上げました。
Imaging information
撮影機材: タカハシBRC250,MS5赤道儀
使用カメラ: SBIG ST2000XM, Astronomik Type2C LRGBフィルター
露出時間: L:10分×10, RGB:各10分×2
画像処理ソフト: Stellaimage5, PhotoshopCS
撮影場所: 兵庫県市川町,2006年撮影
月刊天文入選作品