おひつじ座
おひつじ座の概要
おひつじ座は晩秋の頃に見頃を迎える星座で、黄道十二星座の一つとなっています。 それほど目立つ星座ではありませんが、α星のハマルが2等星と比較的明るいので捜しやすい星座です。 おひつじ座を見つけるときは、まずはこのハマルを見つけて、それから右下で輝くβ星とγ星を捜せばわかりやすいでしょう。 星座の形としては、「へ」の字を左右に裏返したような形をしています。
おひつじ座は、有名な散開星団「すばる」とさんかく座のM33渦巻銀河の間で輝いている星座なので、 どうしてもそちらが注目されてしまい、忘れてしまいがちな星座です。 しかし黄道が星座内に位置しているので、しばしば惑星がこの星座内で輝きます。 そうしたときは一段と華やかになるおひつじ座です。
ギリシア神話の中では、おひつじ座は空飛ぶ金の羊として登場しています。 テッサリアの王には二人の子供がいましたが、この二人は継母にひどくいじめられていました。 それを知ったヘルメスは、金の羊を与えて二人を救い出そうとします。 無事に二人を救った羊は空を飛んでいきますが、途中で妹のヘルレを背中から落としてしまうという物語です。
おひつじ座は黄道十二星座ですので、星占いでもおなじみの星座です。 星占いの世界では、3月21日から4月19日生まれの人がこの星座になります。
星座名 | 英語名 | 略号 | 星数(5.5等まで) | 特徴 | 季節 |
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おひつじ | Aries | Ari | 28個 | 黄道十二星座の一つ | 秋 |
Imaging information
撮影レンズ: キャノンEF24mm F1.4LII USM
使用カメラ: キャノンEOS60D(フィルター換装、冷却改造)
露出時間: L=8分x4, ISO800, F2.8, 追尾撮影