なら燈花会

なら燈花会
なら燈花会は、キャンドル(ろうそく)を使用したライトアップイベントです。 このイベントは、1999年の第一回なら燈花会を皮切りに、 毎年8月上旬、奈良公園を中心としたエリアで開催されています。 年を追うごとに、開催エリアが広がっているようで、 2014年のなら燈花会では、新たに新公会堂が加えられ、合計8つのエリアで開催されていました。
写真は、猿沢池と五十二段会場の様子です。 左の方に写っているのは、国宝で世界遺産にも登録されている興福寺五重塔です。 池の周りにキャンドルが置かれ、池に映ったキャンドルの灯火が、幻想的な雰囲気をかもし出していました。
ところで、なら燈花会の明かりは肉眼では明るく感じますが、 電灯を使ったライトアップイベントと比べると若干暗いようです。 会場内はカメラ三脚の使用不可ですので、カメラ手持ち、もしくは一脚での撮影となります。 この薄暗い環境下でぶれないように撮影するのは大変ですので、 綺麗に撮影するなら、高感度ノイズの少ないデジタル一眼レフカメラと、 明るいレンズが有利だと感じました。
ちなみに、奈良に出かけたこの日と次の日は、東大寺でも燈花会が開催されていました。 南大門の仁王様だけでなく、大仏殿もライトアップされていて、境内は荘厳な雰囲気に包まれていました。 東大寺は、2日間だけの特別開催なので、なら燈花会の会場の中でも一番混雑していました。
Imaging information
使用レンズ: キヤノンEF24-105mm F4L IS USM
使用カメラ: キヤノンEOS5DMarkII デジタル一眼レフカメラにて撮影