ペルセウス流星群 2016年
Shooting Star, Perseids, 2016
Takayuki Yoshida
- Previous photo: 超新星爆発
- Next photo: 太陽黒点と太陽活動領域
ペルセウス流星群 2016年
ペルセウス座流星群は、スイフト・タットル彗星が母彗星の流星群で、 毎年8月中旬に極大を迎えます。 2016年の極大日は、月齢が9で月明かりが気になる月巡りでしたが、 ペルセウス座が東の空から昇ってくる頃には、暗夜になるコンディションでした。
この夜は流星群の撮影のため、岡山県と兵庫県の県境にある八塔寺に撮影に出かけましたが、 残念ながら天候が悪く、雲間からの観測・撮影になりました。 上の写真は、雲間から撮影できた流れ星を比較明合成で仕上げた一枚です。 薄雲越しなので、画質は悪いですが、カシオペア座やアンドロメダ大銀河も写ってくれたので、 位置関係がよくわかる一枚になりました。
ペルセウス流星群と言えば、北海道津別峠で見たペルセウス流星群の大火球を思い出します。 今回は残念な天候でしたが、またあの火球を超える明るさの流れ星と巡り合えるのを楽しみに、 流れ星の撮影を続けたいと思います。
Imaging information
撮影光学系:タムロンSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD レンズ(焦点距離30mmで撮影)
撮影カメラ:ニコンD810A
赤道儀:タカハシP-2赤道儀
カメラの設定:ホワイトバランスマニュアル、ISO6400、F3.2、RAWモード
露出時間:30秒(流れ星が写った10コマを合成)
画像処理ソフト: PhotoshopCC 2015
撮影場所: 岡山県備前市八塔寺、2016年8月12日撮影