デジタル一眼レフカメラ 星雲・星団ギャラリー
デジタル一眼レフカメラで撮影した、星雲や銀河の写真を展示しているページです。 展示している天体写真のほとんどは、天体撮影フィルターに換装した改造デジタル一眼レフカメラや、 天体撮影専用カメラで撮影した作品ですが、 一部、一般撮影用のデジカメで撮影した天体写真も展示しています。
画像またはテキストをクリックすると、大きな星空の写真が表示されます。 被写体の説明や撮影機材の詳細データも掲載していますので、是非ごゆっくりご覧ください。 なお、南半球で撮影した星雲や星団の写真は、 南半球の星空写真ギャラリーにまとめています。
いて座のM8M20 ビクセンFL55SS、キヤノンEOS6D |
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アンタレス付近の星雲群 キヤノンEF200、キヤノンEOS6D |
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いて座のM8 M20付近 キヤノンEF200、キヤノンEOS6D |
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ぎょしゃ座の散開星団 M36 M37 M38 キヤノンEF200、キヤノンEOS6D |
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アンドロメダ大銀河 タカハシ FS-152、キヤノンEOS6D |
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はくちょう座のγ星付近 ビクセン SD81S、キヤノンEOS6D |
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たて座 M11 散開星団 ビクセン ED103S、キヤノンEOS6D |
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いて座 M8とM20 ビクセン ED103S、キヤノンEOS6D |
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M45 周囲に広がる分子雲 ビクセン FL55SS、キヤノンEOS6D |
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IC2177 ビクセン FL55SS、キヤノンEOS6D |
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M78とバーナードループ ビクセン FL55SS、キヤノンEOS6D |
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オリオン座三ツ星付近 ビクセン VSD100 F3.8、キヤノンEOS6D |
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vdB38 Sh2-263 タカハシ ε-180ED、キヤノンEOS6D |
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アンドロメダ座ν星とM31銀河 タカハシ FC-76DC、ニコンD810A |
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NGC7000 ビクセン FL55SS、キヤノンEOS6D |
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アンドロメダ銀河 タカハシ FC-76DC、ニコンD810A |
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M52 NGC7635 Sh2-155 Sh2-157 ビクセン FL55SS、キヤノンEOS6D |
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さそり座のアンタレス付近 コーワ PROMINAR 500mm F5.6L、キヤノンEOS6D |
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ハインドの変光星雲付近 ビクセン VSD100、キヤノンEOS6D |
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IC1805とIC1848 コーワ PROMINAR 500mm F5.6L、キヤノンEOS6D |
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vdB152とシャーク星雲 タカハシε-180ED、キヤノンEOS6D |
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ガーネット・スターとIC1396 タカハシε-180ED、キヤノンEOS6D |
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IC359付近の分子雲 ビクセン VSD100、ニコンD810A |
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アイリス星雲と分子雲 タカハシε-180ED、キヤノンEOS6D |
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はくちょう座の網状星雲 タカハシε-180ED、キヤノンEOS6D |
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はくちょう座γ星付近の散光星雲 タカハシε-180ED、キヤノンEOS6D |
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タカハシFSQ-85EDで撮ったM8とM20 タカハシFSQ-85ED、キヤノンEOS6D |
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いて座のM8とM20 タカハシε-130D、ニコンD810A |
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IC4628 タカハシε-130D、ニコンD810A |
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青い馬頭星雲 ビクセンVSD100、ニコンD810A |
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火星とM8 M20 キヤノンEF200mm、キヤノンEOS6D |
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アンドロメダ銀河 タカハシTOA130、キヤノンEOS6D |
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こぎつね座の星雲群 ビクセンVSD100、キヤノンEOS6D |
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アンタレス付近と暗黒帯 シグマ180mm、キヤノンEOS6D |
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FC-76DCで撮影した網状星雲 FC-76DC、ニコンD810A |
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M8 M20付近の天の川 シグマ180mm、キヤノンEOS6D |
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さそり座尾部の星雲群 シグマ180mm、キヤノンEOS6D |
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アンタレス付近のカラフル星雲 ビクセンVSD100、ニコンD810A |
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Sh2-27付近 シグマ 50mm、キヤノンEOS6D |
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Sh2-278付近 ビクセンVSD100、ニコンD810A |
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オリオン座三ツ星とバーナードループ シグマ180mmレンズ、キヤノンEOS6D |
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NGC2477とガム星雲 ビクセンVSD100、キヤノンEOS6D |
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Sh2-245 ビクセンVSD100、キヤノンEOS6D |
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Sh2-240 ビクセンVSD100、キヤノンEOS6D |
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IC348とNGC1333 ビクセンVSD100、ニコンD810A |
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IC2177 ビクセンVSD100、ニコンD810A |
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IC348付近 タカハシε-180ED、キヤノンEOS6D |
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Sh2-129 タカハシε-180ED、キヤノンEOS6D |
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IC59とIC63 タカハシε-250、キヤノンEOS6D |
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NGC6914付近 タカハシε-180ED、キヤノンEOS6D |
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ペリカン星雲 タカハシMewlon-250CRS、キヤノンEOS6D |
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M22 星団 タカハシMewlon-250CRS、キヤノンEOS6D |
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バンビの横顔とM17 ビクセンVSD100、キヤノンEOS6D |
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NGC6334とNGC6357 ビクセンVSD100、キヤノンEOS6D |
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デネブ周辺の散光星雲 キヤノンEF200mm、キヤノンEOS60D |
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M11 星団 キヤノンEF200mm、キヤノンEOS60D |
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M56 星団 タカハシMewlon250CRS、キヤノンEOS6D |
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わし星雲 M16 タカハシMewlon250CRS、キヤノンEOS6D |
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三裂星雲 M20 タカハシMewlon250CRS、キヤノンEOS6D |
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NGC4527とNGC4536 タカハシMewlon250CRS、キヤノンEOS6D |
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干潟星雲と三裂星雲 ビクセンVSD100+Reducer、ニコンD810A |
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ばら星雲 タカハシε-180ED、キヤノンEOS6D |
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コーン星雲とIC2169 コーワ PROMINAR 500mm F5.6 FL、キヤノンEOS6D |
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ぎょしゃ座の星雲星団 コーワ PROMINAR 500mm F5.6 FL、キヤノンEOS6D |
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コーン星雲付近 キヤノンEF70-200mmF4L、キヤノンEOS60D |
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カリフォルニア星雲 ビクセンVSD100、ニコンD810A |
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網状星雲全景 ビクセンVSD100、ニコンD810A |
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網状星雲 NGC6960 Mewlon-250CRS、ニコンD810A |
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さそり座アンタレス付近 キヤノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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Sh2-1とSh2-7 キヤノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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バーナードループとM78星雲 キヤノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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オリオン座中央部の星雲 キヤノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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カシオペア座γ星付近の星雲 キヤノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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ぎょしゃ座のM36,M38付近 キヤノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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ビクセンED81Sで撮影した網状星雲 ビクセンED81S, キヤノンEOS60D |
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DPPで処理したペリカン星雲 ビクセンED81S, キヤノンEOS60D |
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彼岸花星雲と出目金星雲 キヤノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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オリオン大星雲 コーワ PROMINAR 500mm F5.6 FL, キヤノンEOS60D |
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Rosette Nebula キャノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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ふたご座M35、モンキー星雲付近 キャノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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M16とM17 キャノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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夏の星雲 M8とM20 キャノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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アンタレス付近のカラフルな星雲 キャノンEF200mm, キヤノンEOS60D |
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はくちょう座η星付近の星雲 キャノンEF200mmF2L, キャノンEOS60D |
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アンタレス付近の散光星雲 タカハシε180ED, キャノンEOSKissDX改 |
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彼岸花星雲 タカハシε180ED, キャノンEOSKissDX改 |
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SKY90で撮影したアンドロメダ銀河 タカハシSKY90, ニコンD50 |
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アンタレス付近 miniBORG45ED, ニコンD50改 天文ガイド入選作品 |
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北アメリカ星雲 デジカメ タカハシε160, ニコンD50改 |
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M8とM20 miniBORG45ED, ニコンD50改 月刊天文入選作品 |
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NGC7000 miniBORG45ED, ニコンD50改 |
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M81とM82銀河 イプシロン160, ニコンD70 |
デジカメこぼれ話
星空で輝いている赤い散光星雲は、Hα光という特定の波長の光で輝いています。 人間の眼は、この波長に対して感度がよくないため、星雲を肉眼で確認することはほとんどできません。 人間の眼のカラーバランスに合わせる為でしょう、市販されているデジタル一眼レフカメラにも、 この波長をカットする赤外カットフィルターが取り付けられています(写真の赤カブリを防ぐためです)。 市販のデジタルカメラで赤い星雲を撮っても、ほとんど写ってくれないのはこのためです。
これに対処するため、天体写真ファンは、一眼レフデジタルカメラのCCD直前に付けられているフィルターを取り替えて撮影しています。 これがいわゆる「IRフィルター改造」と呼ばれているデジカメ改造です。 IRフィルターを改造すると、散光星雲の写りはグッと良くなりますが、全体に赤被りが生じるようになり、撮影後には画像処理が必須となります。 一般写真でも使えないことはありませんが、天体写真専用のデジタルカメラとなってしまいます。 高価なデジカメはリスクが大きいので、天体写真に使われるデジタル一眼レフカメラは、比較的安価な入門機種に人気が集まっています。
天体写真を撮影するときには、長時間の露出が前提となります。 天体写真用のデジタルカメラとして、低ノイズのカメラに人気が集まっているのはこのためです。 デジタルカメラのノイズは、以前の機種と比べるとググッっと減ってきました。 特に最近は、高感度ノイズが少ないフルサイズデジタル一眼レフカメラが注目されつつあります。 中でも注目を集めているのは、キヤノンEOS6Dです。 フルサイズデジカメとしては手に入れやすい価格設定が人気を呼び、 フィルターを改造して星雲撮影に使っている方もいます。 また、2015年にニコンから天体撮影専用のデジタル一眼レフカメラ「ニコンD810A」が発表されました。
キヤノンやニコンのデジカメと比べると、ソニーやペンタックスのデジタルカメラの天文界での人気は今一つです。 これはノイズが多いためというよりも、天体望遠鏡に対応したパーツが少ないためでしょう。 銀塩フィルムが全盛の頃は、ペンタックスのカメラが天体写真用として非常に高い人気がありました。 私も昔からのペンタックス67ユーザーですから、ペンタックスの今後の奮起をお願いしたいところです。