南天の星座写真集
南半球の夜空には、日本からは見ることができない南天の星座が輝いています。 それら南天の星座の写真を展示しているページです。
写真の展示数はまだ少ないですが、順次新作を追加していく予定ですので、 ゆっくりご覧いただければ幸いです。 なお、日本から見える北天の星座については、星座写真のページをご覧下さい。 画像またはテキストをクリックすると、大きな南天星座の画像が表示されます。
アルゴ座 タムロン15-30mmレンズ, ニコンD810A |
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ケンタウルス座 キヤノンEF24mmレンズ, キヤノンEOS5DMarkII |
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みずへび座 Sigma 35mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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みなみじゅうじ座 Sigma 35mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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はちぶんぎ座 Sigma 35mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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はえ座とカメレオン座 シグマ35mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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さいだん座 シグマ35mmレンズ, キヤノンEOS60D |
南天星座のこぼれ話
日本列島は南北に長いため、沖縄県の石垣島まで出かければ、みなみじゅうじ座やケンタウルス座の全景を見ることができます。 地平線上に一部分だけ見えている星座も多いため、全く見ることができない南天の星座は、 天の南極に近い星座(はちぶんぎ座, カメレオン座, ふうちょう座, テーブルさん座等)だけに絞られます。
とは言っても、地平線すれすれに見えている南天の星座は、厚い空気の層に遮られて、星の輝きに力強さが欠けてしまいます。 従って、南天の星座の様子をはっきりと見ようと思えば、オーストラリアやニュージーランドまで出かけけて見るしかありません。
南天の星座の名前は、北天の星座と比べると馴染みのないばかりで、ギリシア神話との結びつきも強くありません。 これは、ほとんどの南天の星座が、15世紀頃のヨーロッパ人によって作られたためでしょう。 ヨーロッパに大航海時代が訪れて、人々は南半球まで出かけるようになりました。 そこで出会った見覚えのない南天の星空に、新たな名前をあてはめたというわけです。 さらに18世紀に入って、フランスの天文学者ラカイユが新しい南天星座を追加しています。