天文現象の写真
自然環境では山火事など様々な自然現象が起こりますが、その中でも大気圏や宇宙空間で起こる現象を 天文現象と呼んでいます。毎年決まった時期に起こる流星群が天文現象の代表的な例です。
このページではそんな天文現象の写真を展示しています。 サムネイル画像またはテキストをクリックすると、大きな写真が表示されますので是非ご覧ください。
皆既月食と天王星食 タカハシFC-100DZ、キヤノンEOS8000D |
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しぶんぎ座流星群 キヤノンEF24mm、キヤノンEOS5D |
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ふたご座流星群 2021 タムロン15-30mm、ニコンD810A |
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部分月食と夜景 2021年11月 キヤノンEF24-105、キヤノンEOS5DII |
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部分月食 2021年11月19日 タカハシTOA-130、ニコンD810A |
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皆既月食 2018年1月31日 コーワプロミナー、EOS8000D |
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アメリカ横断皆既日食 2017年 ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm、ニコン D7500 |
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太陽黒点と太陽活動領域 コロナド太陽望遠鏡、ASI174MM |
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ペルセウス流星群 2016 タムロン15-30mmレンズ、ニコンD810A |
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超新星爆発 タカハシMT-200, ST-2000XM |
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金星の日面通過 タカハシTOA130S, キャノンEOSKissX3 |
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皆既月食の写真 タカハシTOA130S, ニコンD50 |
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皆既月食と夜景 ペンタックスistD |
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部分月食の写真 タカハシTOA130S, ニコンD50 |
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アンタレス食 タカハシMT160, ニコンD70 天文ガイド入選作品 |
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部分日食の写真 BORG76ED, ニコンD100 |
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月と火星の大接近 タカハシMT160, ニコンD100 星ナビ入選作品 |
天文現象のこぼれ話
一般的に一番よく知られている天文現象と言えば日食でしょう。それも皆既日食となれば世界中から人々が集まり、 日食が見られる場所は人だかりとなります。 2009年7月22日は、日本のトカラ列島や屋久島地方で皆既日食が見られるということで、天文に注目が集まりました。
しかし、2009年7月の日本の観測場所は総じて天候が悪く、陸上から皆既日食を条件良く観測できた人は皆無だったようです。 実際、いつも撮影地でご一緒する天文ファンは、悪石島に渡ったそうですが、暴風雨のような天候で、 日食どころではなく、避難が必要な天候だったそうです。 高額なツアー料金が無駄になったと嘆いていました。
皆既日食に限らず、天文現象は雲が空を覆うと観測することができません。 自宅や車で簡単に移動できる範囲ならいざ知らず、辺境の地まで航空機を使って出かけて曇ったときの嘆きは相当なものでしょう。 特に皆既日食ツアーは、場所の確保や宿泊施設の予約など、事前から念密にツアー会社が調べてプランを設定するため、 高額になりがちです。そのため、見られなかった時のショックは、金銭的にも相当大きいようです。 しかし、その日食を見れなかった悔しい経験が、次の日食への決意と繋がり、日食ツアーに出かける方が絶えません。
逆に運よく最初のツアーで見事な日食中のコロナの姿を眼にしたために、皆既日食の虜となり、次回もまた見たくなる衝動にかかれる人がいます。 日食病とも揶揄されるこの状態になると、とり憑かれたように、何度も日食観測遠征を重ねるようになります。 こうなると病状を食い止めることはできません。財布の中身と相談しながら、日食遠征を楽しんでみてはいかがでしょうか。