金星の太陽面通過
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金星の太陽面通過
2012年6月6日、金星が太陽の前を通る様子を見られる「金星の日面通過」が起こりました。 金星の太陽面通過は8年前にも起こっているのですが、その時は天候不順で見ることができず、今回が貴重な最後のチャンスでした。 というのも、この次に金星の太陽面通過が見られるのは2117年12月11日。 2012年現在生きている人にとって、最後のチャンスになるわけです。
日本列島の南沿岸に台風が位置していたため、前日までの天気予報では兵庫県は曇りの予報でした。 実際、朝6時に起きてみても空には分厚い雲が張り出していました。 しかし、金星が太陽に入り込む第一接触頃に晴れ間が見え始め、7時20分頃から金星の太陽面通過を観測することができました。 その金星が太陽面を移動している時に撮影したのが上の写真です。 黒い大きな円が金星です。 水星の日面通過と比べて、黒い影が大きいので、肉眼でも減光フィルター越しになんとか見ることができました。
Imaging information
撮影光学系: タカハシTOA130S、 TOA35フラットナー、減光フィルター
使用カメラ: Canon EOSKissX3(※画像は左右をトリミングしています)
撮影場所: 兵庫県宝塚市 2012年撮影