南半球の星空ギャラリー
南半球で見える南天の星空には、みなみじゅうじ座をはじめとした魅力ある星々が輝いています。 ニュージーランドのレイクテカポや西オーストラリアパース郊外で、それらの南天の星空や星座を撮影することが出来ました。 その南天の星空写真を展示しているページです。
写真の展示数がまだ少ないですが、順次新作を追加していく予定ですので、 ゆっくりとご覧いただければ幸いです。 画像またはテキストをクリックすると、大きな南天星空の画像が表示されます。 なお、南半球で見える星座の写真は、南天の星座写真集にまとめています。
バット星雲(IC2944)とNGC3766 コーワ PROMINAR 500mm F5.6 FL、キヤノンEOS6D |
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ほ座の超新星残骸 コーワ PROMINAR 500mm F5.6 FL、キヤノンEOS6D |
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イータカリーナ星雲 コーワ PROMINAR 500mm F5.6 FL、ニコンD810A |
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さそり座付近の天の川 タムロンSP 15-30mm F/2.8 レンズ、ニコンD810A |
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干潟星雲と三裂星雲 キヤノンEF200mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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ケンタウルス〜たて座の天の川 銀河鉄道の夜 キヤノンEF8-15mmレンズ、Astro60D |
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南天の天の川銀河 キヤノンEF8-15mmレンズ, キヤノンEOS5DMarkII |
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オメガ星団 キヤノンEF200mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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大マゼラン雲 キヤノンEF200mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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小マゼラン雲とNGC104 キヤノンEF200mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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エータカリーナ星雲 キヤノンEF200mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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大小マゼラン星雲と善き羊飼いの教会 キヤノンEF24mmレンズ, キヤノンEOS5DMarkII |
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大マゼラン雲と小マゼラン雲 シグマ35mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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南天の星空の眺め キヤノンEF8-15mmレンズ, キヤノンEOS5DMarkII |
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テカポの全天写真 キヤノンEF8-15mmレンズ, キヤノンEOS5DMarkII |
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天空にかかる天の川 キヤノンEF8-15mmレンズ, キヤノンEOS5DMarkII |
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さそり座といて座 キヤノンEF24mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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善き羊飼いの教会と星空 キヤノンEF8-15mmレンズ, キヤノンEOS5DMarkII |
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南十字星 シグマ35mmレンズ, キヤノンEOS60D |
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ニセ十字と南十字 シグマ35mmレンズ, キヤノンEOS60D |
南半球の星空のこぼれ話
日本を始めとした北半球に住む天文ファンにとって、南半球の星空は憧れの対象です。 南天の夜空には、みなみじゅうじ座(南十字星)を始めとした魅力ある天体が輝いているためですが、 それ以外にも、さそり座やいて座付近の天の川が南半球では天頂付近に見えるため、 条件良く天体観測・撮影できるという理由もあります。
また、さそり座やいて座が見やすくなる夏の時期は、日本では梅雨の時期に当たるので天候が悪いことが多く、 夜も短いために撮影時間が短くなってしまいます。 その点、ニュージーランドをはじめとした南半球では、 この時期は冬に当たるので、夜が長く、観測時間も十分に取ることができるのが魅力です。
南半球に出かけて本格的に星空撮影する際に困るのが、極軸合わせです。 天の北極には、北極星という明るく目立つ星があり、赤道儀の極軸合わせが簡単に行えますが、 天の南極付近には北極星のような目立つ星がありません。 そのため、はちぶんぎ座の暗い4つの星を使って、極軸合わせをする必要があります。 これが北半球に住む天体写真ファンにとっては、一番不安なところでしょう。
今回、天体撮影に訪れたのはニュージーランドですが、オーストラリアを含めて、南半球には美しい星空がまだまだ残っています。 以前シドニーに訪れたときでも、シドニーから車で1時間ほど走ると、美しい星空が天上を埋め尽くしていました。 そういった本物の星空を見る上でも、南半球は魅力的な場所だと言えると思います。