M8とM20


M8とM20, 干潟星雲と三裂星雲

干潟星雲M8三裂星雲M20の名前で知られている、夏の散光星雲の写真です。 この二つの散光星雲は、天の川の中心にあるいて座で輝いており、大変明るいので天文ファンに大人気です。

双眼鏡を用いると、ボンヤリとその広がりが見えてきて、たいへん美しい星雲です。 写真に撮ると赤く写り見栄えがします。天体写真ファンに好んで撮影されている天体です。

小さなminiBORG45ED望遠鏡とニコンD50を使って、P2小型赤道儀のノータッチガイドで手軽に撮ってみました。 ほんの僅かに星が流れましたが、2枚モザイク合成したので十分シャープな星像です。


Imaging information

撮影光学系: miniBORG45ED,BORG7885レデューサー使用, タカハシP2小型赤道儀

使用カメラ: ニコンD50(IRフィルター改造)

露出時間: 10分x4枚, 2枚写野モザイク

画像処理ソフト: RAP,Stellaimage5, PhotoshopCS

撮影場所: 奈良県十津川村,2006年撮影

月刊天文入選作品