ぎょしゃ座の散開星団 M36 M37 M38
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ぎょしゃ座の散開星団 M36 M37 M38
ぎょしゃ座の中に位置する3つの散開星団M36、M37、M38と、散開星雲を一枚に収めた写真です。 3つの散開星団は、それぞれメシエ天体に選ばれており、写真の中で最も左側に写っているのがM37で、 その右側がM36、そしてM38の順序です。 双眼鏡で見比べると、3つの星団の中でM36が最も小さく見えます。 逆に一番大きいのがM37で、上写真からも星団の大きさの違いが感じられます。
写真中央右側に写っている赤い散光星雲は、IC405とIC410です。 IC405は、まが玉星雲とも呼ばれることがある星雲で、この付近は天体写真の格好の被写体になっています。
ぎょしゃ座の三つの散開星団と星雲を写し込む構図は、中判銀塩フィルムが全盛だった時に人気を博しました。 今回は、焦点距離200ミリの望遠レンズと35ミリフルサイズデジタル一眼レフを使って撮影し、 星雲の淡い部分を持ち上げてみました。 すると銀塩フィルムの頃は存在がよくわからなかった淡いガスまで浮かび上がり、興味深い一枚になりました。
Imaging information
撮影光学系:キヤノン EF200mm F2L IS USM レンズ
撮影カメラ:キヤノン EOS6D(フィルター換装・冷却改造)
赤道儀:ユニテック SWAT-350 V-spec Premiumにてノータッチ追尾
カメラの設定:ホワイトバランス 手動設定、F2.2、ISO1600、RAWモード
露出時間:90秒×18コマ
画像処理ソフト:ステライメージ8、PhotoshopCC 2015
撮影場所:岡山県備前市吉永町 八塔寺、2021年撮影