火星とM8とM20
火星とM8とM20
2018年3月18日から23日頃にかけて、今年地球に大接近する火星が、 いて座の散光星雲「干潟星雲(M8)」と「三裂星雲(M20)」の間を通過しました。 残念ながら、18日から22日までは天候が悪かったのですが、 23日夜は晴れたので、24日の未明に、火星とM8M20のランデブー写真を撮影することが出来ました。
上の写真で、明るく写っているオレンジ色の星が火星です。 全天に薄雲が掛かっていたため、星が滲んでいますが、0等級の明るさで輝く火星は写真の中で一際目立ちます。
M8とM20は、火星の右隣に写っているピンク色かかった星雲です。 どちらも人気がある被写体で、天体写真ファンなら一度は撮影したことがある星雲だと思います。
火星はこの後も増光し続け、地球に最接近する7月31日には、マイナス2.8等級まで明るくなります。 最接近時は、やぎ座に位置していますが、赤く輝く火星は夜空でとても目立つでしょうね。 なお、詳しい火星の情報は「火星大接近 2018年」の特集ページをご覧ください。
Imaging information
撮影光学系:キヤノンEF200mm F2L IS USM
撮影カメラ:Astro6D(キヤノンEOS6D フィルター換装・冷却改造モデル)
赤道儀:ユニテック SWAT-350赤道儀にて恒星時追尾
カメラの設定:ホワイトバランスマニュアル、F2.8、ISO1600、IDAS UIBAR-Vフィルター
露出時間:90秒×2コマ
画像処理ソフト: ステライメージ8、PhotoshopCC 2015
撮影場所: 岡山県備前市吉永町、2018年撮影