NGC4631とNGC4656銀河
NGC4631とNGC4656銀河
NGC4631とNGC4656銀河は、春の星座りょうけん座で輝いている銀河です。どちらの銀河もほぼ真横から銀河を見る形に なっています。NGC4631銀河は写真右上の銀河で、少し歪んだ紡錘形をしています。NGC4656は左下の銀河。こちらは NGC4631よりももっと歪んだ形をしています。銀河からは淡いガスのようなものも吹き出しています。
この二つの銀河は、どちらも約2500〜3000万光年の彼方にあります。銀河がこうして歪んでいるのは、互いの強い重力の影響だと 考えられています。巨大な質量を持つ銀河の力で、星の回転がゆがめられているのでしょう。
見かけの明るさはNGC4631の方が明るく、こちらは小さな望遠鏡でも星雲状に見えてきます。 一方NGC4656は暗く、大きな望遠鏡で観望しても形がはっきりしません。写真に撮っても同様で、NGC4631はしっかりと 写りますが、NGC4656の方はぼんやりと写るだけです。
二つの銀河が寄り添ったものとしては、おおぐま座のM81とM82銀河が有名ですが、こちらも春の季節には見ておきたい銀河です。 1000ミリ前後の望遠鏡とデジタル一眼レフカメラを使えば、二つの銀河が寄り添った様子を捉えられるでしょう。
他のギャラリーに載せている、長焦点望遠鏡を使用してクローズアップ撮影した NGC4631の写真もご覧ください。
Imaging information
撮影機材: タカハシε160, タカハシEM200Temma2赤道儀
使用カメラ: SBIG ST-2000XM, Astronomik Type2C LRGBフィルター
露出時間: L:10分×8フレーム, RGB:各10分×2フレーム
画像処理ソフト: ステライメージ6, PhotoshopCS4
撮影場所: 兵庫県峰山高原,2004年撮影