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R Jayの天体写真

2007年07月07日

今日は七夕ですねー。七夕は梅雨の末期で天気が悪いことが多いのですが、こちらは少し晴れ間も出て、なんとか雨は降らずにすみました。

ところで今月号の星ナビには、友人のJayの特集が組まれていました。最後のページには、写真パネルの販売案内も載っていましたね。私はJayのプリント作品を何枚か持っています。Jayのホームページから以前直接購入したものです。

Jayの作品を改めてプリントで見ると、鮮やかな色彩と素晴らしい解像度がプリント上に表現されていました。ネットで見るのとはまた違った印象でした。また、それと同時に「自分とは違った星空の表現者なんだな」と感じました。

星ナビに、Jayのらせん星雲の作品が載っています。これ見て何か気付かれませんか？実はこの写真は、ミラー画像（AOを使ったので裏像(左右が逆)）になってしまってるんです（正しい向きはこちら）。

今でもよく覚えているのですが、Jayがネットにこの写真をアップしたときに
「これミラーだよ(笑)。直さないと。」とメールしました。そしたらJayは「よく気付いたね。でもいいんだ、こっちの方が芸術的に綺麗だから」と返答してくれました。

これにはビックリしたのを覚えています。どちらかというと、日本の天体写真は「科学的に正しい」がまず第一ですよね。でもJayのこの言葉には「そんなのよりも芸術性が重要だ」というポリシーのようなものを感じました。

私もそれ以来、自分のポリシーを大切にして、自分の感性で天体写真を作っていこうと今まで以上に思っています。まだまだ未熟ですが、お互いに影響を与えながら作品が作れるのは、素晴らしいことだと感じています。

PS:
海外では、撮った天体写真を自分のサイトでよく販売しています。
私は人の写真を見るのが好きなので、何枚か購入して楽しんでいます(笑)。その中で気付いたのですが、向こうのプリントは、たいていツヤ消しプリントです。海外ではツヤ消しが人気なのでしょうか？