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ε180EDとデジタル天体写真
2007年08月19日
今回のしらびそ遠征には、タカハシε180ED望遠鏡を持っていきました。ε180EDはF2.8と非常に明るい天体写真専用の天体望遠鏡(アストログラフ)です。一度手放してしまったイプシロン望遠鏡ですが、縁があって少し大きくなって帰ってきました(笑)。
ε180EDはとても明るいので、露出が短時間で済みます。でもその分、光軸にはとてもシビアで、今回も撮影前には光軸関係の調整をする必要がありました。ちょっと手間がかかる望遠鏡ですね。備え付けが楽かも。
でも調整のお陰で、フルサイズデジタルカメラの画角の端でも、ほぼ満足できる星像になってくれました。もうちょっと追い込めそうな気もしますが、調整は9割ぐらいで止めておくのが無難だと思います。100%を目指すと大変ですもんね。
そのε180EDとSTL11000Mで撮影した天体写真「北アメリカ星雲」をギャラリーにアップしました。大きな画像も置いてみましたので、是非ご覧ください。
写真を処理してみると、北アメリカ星雲は赤一色ではないことがわかりました。所々に青っぽい部分があったりして、豊富な色合いを持っているようです。美しい散光星雲ですね。