亜鈴状星雲 M27
亜鈴状星雲 M27
亜鈴状星雲は、こぎつね座で輝く惑星状星雲です。M27のメシエカタログ番号でも知られている天体です。 全天にある惑星状星雲の中でも特に明るく、視直径も比較的大きいので、天体望遠鏡を使えば都会でも薄っすらと姿を確認できます。
亜鈴状星雲は明るいので、都会でSeestarを使って撮影するのに適した天体の一つです。 日本からは天頂付近に見えるのも好都合ですが、Seestarは経緯台のため、真上は(85度~90度)は撮影できませんので、 注意しましょう。
1枚だけでも星雲の形が薄っすらと写りますが、30分撮影を続けると、亜鈴状の呼び名通りの星雲の形が映し出されました。 1時間以上スタックを続ければ、さらに淡い部分が画面に表れてきそうです。
Imaging information
スマート望遠鏡:ZWO SeestarS50
操作デバイス:HUAMEI MediaPad M5 lite タブレット
フィルター:光害カットフィルター(Duo-Band)使用
スタック時間:25分20秒
画像処理ソフト:ステライメージ9、PhotoshopCC 2020
撮影場所:兵庫県篠山市、2023年10月撮影