北アメリカ星雲 Hα写真

北アメリカ星雲 Hα写真
夏の天体として有名な北アメリカ星雲は、はくちょう座のデネブの近く で光っている大きな散光星雲です。NGC7000というNGC番号も与えられています。 「北アメリカ星雲」という愛称の由来は、星雲の形が北アメリカ大陸そっくりの形をしているからです。 北アメリカ星雲の右隣には、ペリカン星雲が輝いています。こちらもくちばしの長い、ペリカンそっくりの形をした星雲です。
この北アメリカ星雲の写真は、タカハシの新しいFSQ106EDと冷却CCDカメラを用いて宝塚市の自宅から撮影したものです。 宝塚は光害が大変多いので、ほとんど星は見えません。ですから通常ですと星雲を写すことができない環境なのですが、Hαフィルターという 干渉フィルターを使えば、こうして淡い星雲の姿を捉えることができます。撮影画像はモノクロになりますが、なかなか趣深い世界です。
今回の撮影では、タカハシFSQ-106EDにレデューサーレンズを取り付けて撮影を行いました。 3群4枚のレンズから構成されるレデューサーレンズを取り付けると、焦点距離が385mm、明るさがF3.6となります。 非常に明るくワイドフィールドなので、こうした淡く広がった星雲の撮影では力を発揮してくれました。
Imaging information
撮影光学系: タカハシFSQ-106ED, レデューサーQE0.73×使用
撮影機材: ビクセンSXD赤道儀にてセルフガイド追尾
使用カメラ: SBIG STL-11000M, Astronomik Ha filter
露出時間: Ha:60分(15分×4)
画像処理ソフト: Stellaimage6, PhotoshopCS
撮影場所: 兵庫県宝塚市 2008年撮影