過去の話題
星空日誌やつぶやきの過去ログを、一覧にまとめているページです。 撮影に関する情報や天体望遠鏡の選び方、それに旅行などの情報が詰まったページです。 何かの参考になれば幸いです。 各ページへは、左のトッピクスリンクからお進みください。
残念ながら、分野ごとにリンクを分ける時間はありませんでしたので、 左のリンクはランダムな並びになっています。 知りたい内容のキーワードがお分かりでしたら、 天体写真の世界トップページの右上に設けた検索ボックスから、 こちらの内容も検索することができますので、そちらをご利用頂くのが早いと思います。
ハチ高原
2005年10月13日
今日の朝は抜けるような青空。昨日の夜は天気が良かったので、撮影に出かけられている方も多かったのではないでしょうか。私も火星を観望・・・と思っていたのですが、時間が遅くて見ることができませんでした。先日星見に出かけたときのポジが上がってきたので、ルーペで確認していました。今回訪れたのは兵庫県北部のハチ高原付近で、初めて出かけたので露出時間がよくわからず、少し不安でした。しかし上がったポジを見るとほぼ適正で胸をなで下ろしているところです。
ところでこのポジは、撮影時刻によってバックグランドの明るさがかなり異なっていました。撮影開始直後の22時頃のものは背景が光害カブリしており、かなり明るく緑がかっています。それに比べて薄明前の一枚は、背景がニュートラルグレーで大変美しい仕上がりです。1時を過ぎた頃の空は近畿内でも相当のレベルでしょう。途中のコマも時刻によって明るさが異なっており、明け方になるにつれて、空の状態がよくなっていることがよくわかりました。 どこの撮影地でもある程度はこのような傾向がありますが、特にこの撮影地では顕著に出た気がしました。きっと近くに比較的大きな地方都市、和田山市や養父市があることが大きく影響しているのでしょう。今回、最初に撮影したアンドロメダ銀河の写真を星雲星団ページにアップしました。最近のデジタル機材の写真に比べると迫力不足ですが、銀塩の滑らかな調子を生かして処理してみました。よろしければ、こちらからご覧下さい。