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大雪で大混乱

2005年12月22日

昨日の夜は「特に寒いなぁ」と思っていたら、朝起きて外に出ると一面の雪景色でした。こんなに雪が積もったのは初めてじゃないでしょうか。お陰で交通機関は大乱れ。バスも来ない、電車も遅れるで大変な朝でした。都会は急な気象変化にほんとに弱いですね。日頃便利なだけに人も感覚が麻痺してしまうのでしょう。道ばたで怒り出す人も見かけられました(笑)。

話は変わって、先日は少し暖かくて気流も良さそうでしたので、火星を久しぶりに観望してみました。霧のような薄雲がかかっていたものの、この冬にしてはましな気流だったので主要な模様を観察することができました。ちょうど大シルチス付近が見えやすい位置に来ていたのもラッキーでした。でも火星の見掛けの大きさは、ますます小さくなっており、私の機材ではもう観望の限界のようです。大接近時と比べると、アイピースの視野の中で小さく光る火星がかわいそうに見えてきます。今回の火星大接近は、悪気流との戦いで消化不良の感が大きいですが、これにて終了にしようと思いました。そのとき撮った火星の写真をこちらにアップしました。ボンヤリしていながらも大シルチス付近の模様が写ったと思います。この次、火星が地球に接近するのは2007年12月。でもこの時の視直径は16秒ほどしかありません。今回より大きな火星が見られるのは、13年後の2018年7月です。とっても先の話ですね。

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