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新兵器
2006年02月22日
土星が衝を過ぎて、そろそろ木星がシーズンを迎える頃になりました。今年はなかなか惑星観望できずにいましたが、先日ニュートン反射望遠鏡MT200をある方に譲って頂きました。これでこれからはどんどん惑星観望していくぞ〜、と思っています(笑)。惑星観望・撮影にはずっとMT160を使い続けていたので「そろそろもう少し大きな望遠鏡を。できたらグレードアップする時も同じMTシリーズが使い慣れていていいな。」思っていました。そんな折りに譲って頂いたのですから、大変嬉しい事でした(ありがとうございました)。
初めて見るMT200の実物は思いの外大きくて驚きました。20センチF6ニュートン反射ってばかでかいですね。ビクセンのR200SSとは全然違う図体です。以前でしたら、赤道儀はEM200しかないので絶対に載りません。JPクラスは必要な望遠鏡でしょう。鏡筒の色は昔のタカハシ若草色で年代を感じさせてくれます。でも作りはしっかりしていて、主鏡セルはとてもがっしり作られていました。昔ながらの厚く重みのある20センチパラボラ鏡を支えてくれています。昨日はこのMT200で初観望していたのですが、予報とは裏腹に雲が多くてパッとしか見ることができませんでした。初め土星を見たときは「うん?」という見え味でしたが、一度主鏡を外して清掃し、金具の圧を弱めてやるととてもよい像を結んでくれるようになりました。鏡が少し圧迫されていたのかもしれませんね。土星を雲越しに見た後、朝起きて木星も見てみました。今年の木星は天秤座に位置しているので、地表からの高度が低くて見にくいです。向かいの家の屋根すれすれです。来年になったらもう少し低くなるはずなので、見えなくなるんじゃないでしょかね(笑)。その木星ですが、やはり薄雲越しの観望になりましたが、MT160より明らかに光量が多くて見やすかったです。赤道縞の乱れなどは、今までは「これだろうな?」という少し頼りない感じでしたが、20センチになってよりはっきりとわかるようになりました。でもちょっと昨日は条件が悪すぎたので、あまり楽しめませんでした。次回に期待です。