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彗星の核
2006年04月24日
日は高気圧に覆われてよく晴れています。月も小さいですし普段でしたら「星見に行くぞー!」となっているところですが、黄砂がとても酷いのもあって透明度が最悪で、一等星が微かに見えるかどうかです。早く透明度よくなってほしいですね。昨日の夜、今話題のシュワスマン・ワハマン彗星(SW彗星)を近場に見に行ってきました。空は薄雲が張っているようなボーっとした空でしたが、なんとか目的のSW彗星を双眼鏡で見ることができました。双眼鏡で見た印象はとても淡く、ボーっとした小さな銀河のように見えました。見られて良かったです。
しかしその後MT200で撮影して、B核を撮影しようと思ったら急に曇ってきてしまいました。その上、強い雨まで落ちてくる始末、天気予報は晴れだったのに・・・。お陰で撤収作業はてんやわんやの大混乱でした(笑)。下はそのSW彗星C核の写真です。MT200とST2000で撮影したもので、露出時間を短く切りつめてカラー化してみました。彗星は撮影中にも移動しているので、厳密に言えばずれて写ってしまっていますが、総露出時間9分で仕上げたので、よく見ないとわからない程度だと思います。あまりにも露出が足りないので荒れてしまっていますが、核をとりまく青のベールと、白いダストテイルが美しいですよね。5月初め頃にはもっと明るくなる予報ですから今後が楽しみですね。