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SBIG AO7レビュー
2006年08月29日
8月もあと2日になりました。学生さんも夏休みがもうすぐ終わってしまいますね。また星見の方は、新月過ぎで条件はよいのですが、天気の方が今ひとつはっきりしません。特に関東地方の天気は悪いようで、そちらの星見ファンは天気の移り変わりにヤキモキされているみたいです。夏の最後にスカッと晴れてほしいですね。
ところで先日SBIGのAO7を手に入れました。AO7は「アダプティブオプティクス」という名前が付いているからもっとすごい機械かと思いましたら、外見は中にミラーが入ったただの箱でした(笑)。
せっかくAO7を購入したので、早速先日持ち出してテスト撮影してみました。現地でマニュアルを読みながらのテストでしたが、長焦点撮影でAO7を使う意味がよくわかりました。 AO7を使うと赤道儀のギアを使わないでガイドできるので、バックラッシュから解放されたガイドが可能でした。それに明るいガイド星さえ見つかれば0.1秒以下という露出時間(ガイド星)でガイドできるので、極めて正確なガイドができるようです。
ただ私のパソコンの場合、0.1秒でガイド設定を行ってもガイド間隔(Guide Rate)は約5Hz(0.2秒に一回更新)と表示されていました。これってマニュアルにも書いてあるけど、パソコンのマシンパワーが足りないのでしょうかね〜。せっかく明るいガイド星があるのにちょっと残念・・・デジタル撮影になるといろいろと必要になってくるんですね(涙)。
でもAO7の使用感はなかなかよかったです。使い方も簡単ですし、どなたにでも使える機材だと感じました。ちょっと値段が高いですが、興味があれば使ってみられると長焦点撮影の世界が広がると思います。また撮った画像は処理できたらアップするつもりです。