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画像処理のコツ
2007年05月01日
4月が過ぎて今日から5月に入りました。もうすぐしたら新緑の時期ですね。花粉症の時期も過ぎたし、どこかに出かけたくなる季節です。
ところで今回は画像処理の話です。いろいろとご質問頂いていると、綺麗な天体写真にはものすごいテクニックが必要と思われているようですが、そんなことはないです。簡単な方法で綺麗な写真は仕上がりますので、まずはあまり難しく考えないことが重要だと思います。
左のM8とM20の写真はミニボーグ45EDとニコンD50で以前撮ったものですが、この写真の画像処理はHPのデジタル一眼レフ画像処理、そのままの方法で仕上げています(2枚モザイクはしていますが)。単純な処理ですが、これでも十分フォトコンに通用する仕上げを得ることができます。
レベルアップしていく上では、まずはスタンダードな方法でよい作品を作り出し、それからハイテクニックを身につけていくのが大切だと思います。何も分からず、難しい目標を立ててもなかなかよい結果は得られないと思います。
画像処理はレベル補正とトーンカーブ。そして色彩強調の三つが重要です。レベル補正でデータの両側を切りつめて、トーンカーブで中間調の調整です。トーンカーブ使ってからのレベル補正使用は御法度です。色彩強調はなるべく最後に使います。この順番で処理していけば、画像を必要以上に荒らすことなく仕上げられると思います。
あとは慣れと若干のセンスだと思います。最終的には自分の調子とスタイルが確立すれば最高なんでしょうね。