アルタイ壁とテオフィルス
Rupes Altai
Takayuki Yoshida
アルタイ壁とテオフィルス
デジタル一眼レフカメラを使って撮影したアルタイ壁とテオフィルスの写真です。 写真に写っているアルタイ壁は、円弧状の断層で全長は480kmもある月の巨大な断層です。上弦や下弦の月の少し前に 綺麗に見ることが出来ます。
テオフィルスは、直径100kmほどのクレーターで、とても有名なクレーターです。テオフィルスの周壁はキルリスという クレーターに割り込んでいます。クレーターのできた年代の差を感じさせてくれます。
久しぶりに撮影した月の写真です。この日は気流にも恵まれて、とてもシャープな月の写真を撮ることが出来ました。 月の写真は簡単に見えて、なかなか条件良い日が少ないので難しい天体写真の一つです。
Imaging information
撮影機材: タカハシMT160望遠鏡, タカハシEM200赤道儀
使用カメラ: ニコンD100 デジタル一眼レフカメラ
露出時間: 5秒(ISO400)
撮影場所: 兵庫県宝塚市,2004年撮影
星ナビ入選作品