PK164+31.1
PK164+31.1
Takayuki Yoshida
やまねこ座の惑星状星雲 PK164+31.1
PK164+31.1は、やまねこ座で輝く惑星状星雲です。 地球から約1600光年離れており、PK164+31.1の中心には、17等級の白色矮星が存在しています。 写真にもその白色矮星が薄っすら青く写っており、この惑星状星雲の元の恒星の名残だと考えられています。
PK164+31.1の見かけの大きさは6分前後あり、惑星状星雲の中では比較的大きな天体です。 有名な亜鈴状星雲 M27の視直径が約8分ですので、亜鈴状星雲とほぼ同じ大きさがあることが分かります。 しかし、亜鈴状星雲に比べて大変淡いため、天体望遠鏡を使っても眼視で確認することは難しいと思います。
PK164+31.1を冷却CCDカメラで撮影したのは今回が初めてでしたが、 星雲の赤とブルーの色合いが美しく、らせん星雲にも似て、写真栄えのする被写体だと感じました。 しかし、星雲は思った以上に淡く、3時間かけて撮影したものの、滑らかに仕上げるにはまだ撮影時間が足りませんでした。 数晩に渡って撮影すれば、さらに淡い広がりを表現できるかもしれません。
Imaging information
撮影機材:ミューロン250CRS(レデューサー使用)、ビクセンAXD赤道儀
使用カメラ:SBIG ST-2000XM、Astronomik Type2C LRGBフィルター
露出時間:L=15分×8フレーム、RGB=各10分×2フレーム、総露出時間3時間
画像処理ソフト:ステライメージ7、PhotoshopCC 2015
撮影場所:岡山県備前市八塔寺、2016年撮影