ビクセンAXD赤道儀 レビュー
ビクセンAXD赤道儀は、天体望遠鏡メーカーのビクセン(VIXEN)が製造している赤道儀です。 2009年3月に開催されたフォトエキスポ2009で紹介され、2010年11月に発売開始されました。
ビクセンAXD赤道儀は、同社が製造していたアトラクス赤道儀シリーズの後継機となるモデルです。 初代アトラクス赤道儀が発売されたのは1989年で、長い歴史のある赤道儀シリーズです。 AXDは「アトラクス・デラックス」の略称です。
ビクセンAXD赤道儀は、同社のラインナップの中で最上位の機種です。 ビクセンを象徴する高性能機種として、今回のモデルチェンジでは、 これまで以上に強度と追尾精度が高められました。 しかしその分、前モデルと比べて価格が大幅に上昇し、本体だけで定価98万円と、 タカハシEM-400Temma2Mを超える価格になっています。
AXD赤道儀の外観
初代アトラクス赤道儀も、ボディの突起が少なく、全体としてすっきりしたデザインでしたが、 AXD赤道儀は、より直線的で凸凹のない形をしています。 ホワイトが基調というカラーリングも、すっきりした印象に一役買っているでしょう。
赤道儀の動きを担当する赤緯・赤経モーターは、アトラクス赤道儀では各軸の近くに配置されていましたが、 AXD赤道儀ではどちらも赤緯体の中に固定されています。 そのため、横から見ると赤緯体の部分はかなり大きくなっており、この部分のデザインは好みが分かれるかもしれません。 ただこのモーターユニットのレイアウトを採用したおかげで、 極軸周りのバランスを取るのに必要なバランスウェイトを減らすことができました。
アトラクス赤道儀より太くなった極軸体に比べて、 AXD赤道儀の高度や方位を合わせる架頭部分は、若干細く感じられます。 実用上は全く問題ありませんでしたが、横から見ると上部が大きく、 全体として安定感に欠けるように感じるかもしれません。
ビクセンAXD赤道儀を同クラスのタカハシNJP赤道儀と比べると、重さはほぼ同じですが、全体の大きさは、 NJP赤道儀の方が鏡筒側の赤緯軸が長い分、背が高く感じられます。
下は、AXD赤道儀とNJP Temma2赤道儀を並べて置いたところですが、まずAXD赤道儀の赤緯体のボリュームが目を引きます。 また、AXD赤道儀は直線的なイメージですっきりしていますが、NJP赤道儀は凸凹が多いという印象を受けます。 NJP Temma2赤道儀はモーターやエンコーダーが後付のため、配線も外に出てしまい、 AXD赤道儀に比べると若干見栄えが悪く感じられます。
AXD赤道儀のモーター・ギア機構
前モデルからの大きな変更点は、パルスモーター(ステッピングモーター)の採用でしょう。 前モデルのニューアトラクス赤道儀ではDCモーターが用いられていましたが、DCモーターは高速回転には強いものの、 オートガイド時のレスポンスに問題がありました。 そこでAXD赤道儀では、マイクロステップ駆動回路とパルスモーターを組み合わせて使用することにより、 自動導入時の高速駆動にも低速時のレスポンスにも対応しています。
また、赤道儀の機械的強度を向上させるため、赤経軸と赤緯軸に用いられるシャフトも約40ミリから50ミリに変更されました。 同時にシャフトの材質も鉄製から、超々ジュラルミンに変更されています。
さらに、追尾精度の要となるウォームホイルも大型化されています。 ニューアトラクス赤道儀のウォームホイルは、両軸共に直径90ミリ、歯数180枚でしたが、 AXD赤道儀では、赤緯軸には直径108ミリで歯数216枚、赤経軸には直径135ミリで歯数270枚のウォームホイルが用いられています。 一般的にウォームホイルが大きく歯数が多いほど追尾精度が向上しますので、 この点もアトラクスに比べて改良されていると言えます。
下の表は、AXD赤道儀の主な機構部分のデーターです。 同クラスのタカハシNJP赤道儀と比較すると、赤緯軸のウォームホイルが太くなっています。
名称 | Newアトラクス | AXD | NJPTemma2 |
シャフト径 | 40mm | 50mm | 不明 |
赤緯ウォームホイル径 | 90mm | 108mm | 86mm |
赤経ウォームホイル径 | 90mm | 135mm | 144mm |
赤緯ウォームホイル歯数 | 180枚 | 216枚 | 144枚 |
赤経ウォームホイル歯数 | 180枚 | 270枚 | 244枚 |
AXD赤道儀のピリオディックモーション
赤道儀には何枚ものギアが用いられているため、ギアの加工精度や組み立て精度によって、回転にムラが生じてしまいます。 その回転ムラが、赤道儀の追尾時に進み遅れとして表れる現象を、ピリオディックモーションと呼んでいます。
ギアで駆動する赤道儀では避けられない問題ですが、赤道儀によってピリオディックモーションの量が大きく異なるため、 赤道儀の精度を判断する数値として利用されています。
ビクセンAXD赤道儀には、ピリオディックモーションを電気的に補正するシステム「V-PEC」が搭載されています。 V-PECは通常のPEC機能とは異なり、工場出荷時にメーカーが記録するので、 ユーザーが調整する必要はなく、電源を入れると自動的に作動します。 最近はメーカーがピリオディックモーションの数値を公表するケースは少なくなりましたが、 ビクセンはAXD赤道儀の追尾精度を「±4秒以内」と公表しています。
ちなみに、初代のアトラクス赤道儀も追尾精度は±4秒を基準として作られており、 同じく「±4秒以内」を公表していたタカハシNJP赤道儀と互角であるという点をアピールしていました。 ビクセンは当時から、タカハシNJP赤道儀をアトラクスのライバル機として考えていたのかもしれません。 今回、私が購入したAXD赤道儀に実際に望遠鏡を載せて、本当にピリオディックモーションが±4秒以内に収まっているかどうか確認してみました。
上が、AXD赤道儀にタカハシMewlon-250CRS望遠鏡を載せて、 SBIGのST-iカメラでウォーム一周分(約5分間)撮影したときのピリオディックモーションの測定結果です。 基準星のアルビレオの離角(約34秒)と比べてもピリオディックモーションはかなり少なく、±1秒前後でした。 念のため、鏡筒の方向を変えてウォームホイルの数箇所を測定してみましたが、いずれも同様の結果が得られました。
ピリオディック補正システムのV-PECが作動しているとは言え、±1秒は大型の赤道儀並みの追尾精度です。 私が所有している赤道儀の中では、ペンタックスMS-5赤道儀が±2.5秒で最良でしたが、それを上回る結果でした。
確認のため、実際にMewlon-250CRS(レデューサー使用)にニコンD810Aを取り付けて、 極軸をできるだけ正確に合わせたあと、300秒露出で天頂付近の星を撮影したのが、下の画像です。 若干、星が流れてしまっていますが、約1800ミリの焦点距離のノータッチ追尾撮影でこの程度の星像に収まるなら、十分優秀と言えるでしょう。 もちろんオートガイドすれば、星は点像に写りました。
モーターのレスポンスについて
V-PEC機能によりピリオディックモーションが少ないことはわかりましたが、 実際に天体を撮影する場合は、オートガイダーから送られた信号に対するレスポンスが重要になります。 バックラッシュが大きい赤道儀の場合、オートガイドのキャリブレーションの失敗やガイドの過修正によって、 星が点像に写らないというケースもあります。
そこで、実際にAXD赤道儀にいろいろな望遠鏡を載せて撮影を行いましたが、 どの場合もキャリブレーションはスムーズに成功し、オートガイド中の動作も安定していました。 高倍率で惑星を覗きながら赤道儀を動かしてみましたが、バックラッシュの量も少ないようです。 AXD赤道儀には減速ギアヘッドを排除したステッピングモーターが使われ、 各部の回転箇所にはベアリングが21個使用されています。 これらがレスポンスの良さに繋がっているのでしょう。
ところで、同社のSXP赤道儀の取扱説明書を見ると、オートガイド中はP-PEC機能をOFFにすることを推奨しています。 AXD赤道儀のV-PEC機能は自動で起動するので、ユーザーがオン・オフを切り替えることはできません。 購入前はこのV-PEC機能がオートガイド撮影にどのような影響を及ぼすのか気になっていましたが、 実際にオートガイド撮影してみたところ、特に問題は起こりませんでした。 もしかすると、SXP赤道儀でもP-PEC機能をオンにした状態で、問題なくオートガイド撮影できるのかもしれません。
スターブックTENコントローラー
ビクセンAXD赤道儀のコントローラーには、スターブックTENコントローラーが用いられています。 同社のSXP赤道儀やSXD2赤道儀のコントローラーとしてもお馴染みのスターブックTENですが、 初めてこのコントローラーを採用したのが、AXD赤道儀でした。
AXD赤道儀は、本格的な天体撮影を楽しむユーザーでも満足できるようにと製造された赤道儀ですが、 スターブックTENで操作できるので、使用感はSXP赤道儀などと全く同じです。 赤道儀本体は大きく重いので、設置するのは一苦労ですが、設置してしまえば、SXP赤道儀と同じ感覚で使用することができます。 コントローラー単体で星図を表示でき、自動導入も可能なので、パソコンが必要ないという点が大きなメリットです。 アドバンスユニットと組み合わせれば、スターブックTEN上でオートガイド撮影を行うことも可能です。
このようにスターブックTENコントローラーは大変使い勝手が良いのですが、 何かの拍子に内部メモリーに記憶させたデーターが消えてしまう場合があります。 今回、AXD赤道儀を撮影に持ち出して電源を入れたときも、メモリーエラーが表示されて、入力しておいた観測地情報が消えてしまいました。 SXP赤道儀を使っているときも何度かあり、どうやら自宅で使った後に遠征地で使用すると、 メモリーが飛んでしまうようです。 自宅ではACアダプターから電源を取りますが、 遠征地ではDC12Vバッテリーから直接電源を供給しましたので、使用する電源が変わることが影響するのかもしれません。
※2016年1月、ビクセンからSTARBOOK TEN用の新しいファームウェアVer4.10がリリースされました。 メーカーのアナウンスによれば、メモリーエラー問題の不具合を解消したということです。
AXD-TR102三脚
AXD赤道儀を支えているのは、AXD専用に開発されたAXD-TR102三脚です。 前モデルのニューアトラクス用ジュラポール三脚に比べると、 三脚パイプの太さが45ミリから55ミリへと太くなり、強度が向上しています。 ただ、三脚の開き止めはなくなってしまいました。
AXD-TR102三脚のヘッドには、同社のSXG-HAL130三脚のような水平支点はありません。 中央部にAXDをはめ込む凹みが設けられており、ここにAXD赤道儀本体をはめ込んで、下からネジで固定します。 なお、AXD-TR102三脚はAXD赤道儀専用とされていますが、水平支点をねじ込めば、 写真のようにSXP赤道儀を載せることだけは可能でした。 (※水平支点を取り付けるネジ穴は開いています)
ただAXD赤道儀とSXP赤道儀では、下の固定ネジの径が異なるので、そのままでは固定することができません。 AXD赤道儀以外の機種にAXD-TR102三脚を流用する場合は、固定ネジを交換する等、工夫する必要がありそうです。
また、同じメタル三脚で、天体撮影に人気のあるタカハシ製の三脚と比較してみました。 AXD-TR102三脚のパイプは、 EM-200赤道儀用のメタル三脚SEより太く、 EM-400赤道儀用のJメタル三脚より細くなっています。 全体の重さもタカハシ製の両赤道儀の中間前後ですので、実際に比較したわけではありませんが、 強度的にも両製品の間ではないでしょうか。 参考までに、各三脚のスペックを比較しやすい一覧表にまとめてみました。
名称 | メタル三脚SE | AXD-TR102三脚 | Jメタル三脚SR |
三脚の長さ | 700〜1,010mm | 760〜1,018mm | 870〜1,350mm |
パイプ径 | 50mm | 55mm | 78mm |
重さ | 7kg | 10.3kg | 15.2kg |
価格 | ¥94,000 | ¥160,000 | ¥210,000 |
実際にAXD-TR102三脚に20キロ前後の機材を載せて使用してみましたが、強度の点で特に問題はありませんでした。 耐久性の問題は残りますが、使用していて気になる点が出てきましたら、随時、追記していきたいと思います。
AXD赤道儀を使っていて気づいた点
AXD赤道儀を使っていて気付いた中で、以上の項目で触れなかった点を以下にまとめました。
AXD赤道儀はタカハシ製の赤道儀に比べ、赤緯の首の部分(写真参照)が短くなっています。 そのため、例えばタカハシε-180鏡筒を載せてデジタル一眼レフカメラを下側にして固定し、 南方向の低い天体を狙おうとすると、カメラが赤道儀の極軸部分に当たってしまいます。 イプシロンのように鏡筒長が短い反射望遠鏡を載せる場合は、デジカメの位置に注意する必要があるでしょう。
デザイン性に優れたAXD赤道儀ですが、凹凸がなく、持ちにくいため、 三脚に載せる際は、他の赤道儀よりも気を遣います。 重さも約25キロあるので、どこかに手を掛ける部分があれば、 取り回しやすいだろうと思いました。
バランスウェイトの塗装の強度が弱いように思います。 使いはじめて一年も経っていませんが、バランスウェイトの塗装が剥がれて来てしまいました。 なお、赤道儀本体の塗装は綺麗です。 バランスウェイトと本体で、塗装の方法が異なるのかもしれません。
AXD赤道儀のクランプフリーの動きは、ビクセンSXP赤道儀やタカハシEM200赤道儀ほど軽くはなく、少し粘りのあるような動きをします。 人によって好みが分かれるかもしれませんが、私は重い機材を載せる赤道儀なので、この方が扱いやすいと感じました。
赤緯・赤経共にクランプレバーがやや小さく、購入前は若干不安でしたが、固定力に問題はありませんでした。 ただ、締める方向がわかりにくいため、クランプレバー部分に締める方向を矢印で記して使っています。
氷点下を下回る真冬の夜に使用した後、バランスウェイトシャフトを赤道儀本体に収納しようと思っても、 固くて動かなくなってしまうことが何度かありました。 車の中で温めれば解消されますが、使われている素材の膨張率の違いによって、 バランスウェイトシャフトと本体のどこかの部分が固着してしまうのかもしれません。
AXD2赤道儀が登場
2017年3月、メーカーから、ビクセンAXD2赤道儀が発表されました。 「2」の番号が付けられていますが、塗装がパールホワイトから、 SXP赤道儀と同じホワイトに変更された以外は、モーターなどの機構部は同じです。
ただ、追尾精度の表記が変更されています。 パンフレットやホームページ上では、AXD赤道儀の追尾精度は、±3.5秒と表示されていましたが、 AXD2赤道儀では、より高精度な±2.8秒と記載されています。
AXD赤道儀では、高精度追尾を実現するため、工場出荷時に実測検査が行われています。 以前のモデルでも十分高精度でしたが、AXD2赤道儀になってからは、検査をより厳しく実施し、 個体差をより減らしていこうというメーカーの姿勢の表れではないでしょうか。
※2016年末のAXDから極軸望遠鏡が新型スケールのPF-Lに変更され、AXD2でも採用されています。
AXDの兄弟モデル AXJ赤道儀
2017年11月末、ビクセンAXJ赤道儀が発売開始されました。 AXJ赤道儀は、AXD赤道儀を小型軽量化したモデルですが、 駆動系にベルトドライブ方式を採用し、オートガイド撮影時のレスポンスを向上しています。
AXJ赤道儀は、搭載可能重量を考えると、ビクセンの赤道儀ラインナップの中で、SXPとAXD2の間を占めるモデルです。 発売開始前から注目を集めていたAXJ赤道儀ですが、価格が予想以上に高かったため、それほど普及には至っていないようです。 しかし、AXD赤道儀に準じた高性能機種ですので、ユーザーからの評価が高ければ、 徐々に広まっていくのではないでしょうか。
下に、AXJ赤道儀と他モデルの主要なデーターの比較表を掲載しました。
名称 | ビクセンAXJ | ビクセンSXP | ビクセンAXD2 | タカハシEM-200 Temma2Z |
搭載可能重量 | 22kg | 16kg | 30kg | 16kg |
本体重量 | 17.4kg | 11kg | 25kg | 16.5kg |
価格 | 700,000円 | 400,000円 | 980,000円 | 435,000円 |
※ビクセンとタカハシでは搭載可能重量の考え方が異なります。 SXP赤道儀を撮影に使う場合は、12キロ前後までが無難でしょう。
なお、2016年時点の情報では、AXJ赤道儀には両軸エンコーダーが装備され、 導入精度の面では、AXD赤道儀を上回るということでしたが、それは見送られています。 今後、エンコーダーがどのタイミングで発売されるのかが気になるモデルです。
2018年12月にAXJ赤道儀用のエンコーダーが発売開始されました。 手動で鏡筒の向きを変えた後でも、引き続き天体ナビゲーション機能を使うことが可能になると共に、 AXJ赤道儀に残る僅かなピリオディックモーションも検知し、さらなる高精度追尾を実現する高機能なオプションですが、 価格が19万円と高くなってしまいました。 エンコーダーと合わせて、AXJ赤道儀が今後、どれだけ普及していくかが注目されます。
AXD赤道儀についての雑感
ビクセンのアトラクスシリーズは、初代赤道儀の発売以来、タカハシ製のEM-200赤道儀やNJP赤道儀と比較されてきました。
アトラクス赤道儀のデザイン性やマイコンスカイセンサーの使いやすさは評価されながらも、 強度と信頼性の面でタカハシ製が勝り、アトラクス赤道儀からNJP赤道儀に買い換える天体写真ファンもいたのが事実です。
しかしAXD赤道儀は、前モデルに比べて、強度、精度共に一皮向けたと言えると思います。 強度の点ではNJP赤道儀と並び、追尾精度の点ではV-PECの搭載によってNJP赤道儀を凌駕する値を出してきました。 ビクセンが創業以来、重視してきた使いやすさは、スターブックTENコントローラーに凝縮され、 この大きな赤道儀を誰でも容易に扱えるようにしています。
長期間にわたって製造され、数々のユーザーに使用されてきた実績のあるタカハシNJPシリーズに比べると、 経年劣化や耐久性という点ではまだ未知数ですが、ビクセンAXD赤道儀は画期的な高性能機ではないかと感じました。 今後、ビクセンAXD赤道儀を活用して、機材の性能に負けないような写真を撮りたいと思います。
ビクセンAXD赤道儀のスペック
名称 | Vixen AXD Mount |
赤経ウォームホイル | 直径135mm、歯数270枚、真鍮製 |
赤緯ウォームホイル | 直径108mm、歯数216枚、真鍮製 |
ウォーム軸 | 直径14.5mm、真鍮製 |
赤経軸 | 直径50mm、超々ジュラルミン製 |
赤緯軸 | 直径50mm、超々ジュラルミン製 |
ベアリング数 | 21個 (極軸 6個、赤緯軸 4個、ギア連結部 8個、目盛環 3個) |
バランスウェイト軸 | 直径25mm、本体収納式、ステンレス製 |
極軸望遠鏡 | 固定内蔵式 6倍20mm、実視界8度 |
傾斜可能角度 | 0-70度 |
電源 | DC12V、消費電流0.45〜2.5A |
駆動周波数 | 400PPS |
搭載重量 | 約2.7〜30キロ |
本体質量 | 約25キロ |