ビクセン VSD100 F3.8 レビュー
ビクセンVSD100F3.8(以下、VSD100)は、天体望遠鏡メーカーのビクセン(VIXEN)が製造している天体望遠鏡です。
VSD100は、アイソン彗星(C/2012 S1)の接近(2013年12月)に向けて開発が進められ、2013年11月末に発売されました。 発売前に、「今秋、降臨。」と書かれたシルエット広告で、天文ファンの話題を集めた望遠鏡でもあります。
一般的な天体望遠鏡と異なり、VSD100は、天体撮影専用として開発された望遠鏡です。 開放F値が3.8と望遠レンズ並みに明るいので、ビクセンは「超短焦点アストログラフ」と名づけています。 天体観望用の望遠鏡がメインの同社ラインナップの中で、唯一の天体撮影専用の望遠鏡です。
VSD100は、ビクセンの屈折望遠鏡のラインナップの中で最も高価な機種です。 同社は、VSD100の開発に合わせて、大型レーザー干渉計を新たに導入するなど、測定機器の高性能化を図りました。 その設備投資の影響もあったと思いますが、VSD100の価格は天文ファンの予想を大きく上回りました。 VSD100は、本体だけで定価62万円と、タカハシFSQ-106EDを超える価格になりました。
ビクセン VSD100 F3.8の外観
VSD100は、鏡筒の長さが短いため、ずんぐりとした印象で、
天体望遠鏡というより、F値が暗めの超望遠レンズのようです。
VSD100の外観でまず目を引くのは、接眼部に装備された、大型の直進ヘリコイド装置です。 ピントノブが装備された一般の天体望遠鏡とは違い、このヘリコイドを回転させることによって、ピントを合わせます。 この点も、天体望遠鏡というよりも望遠レンズという印象を与えます。
レンズフードは固定式です。 フード自体はねじ込みで固定されているだけなので、回せば取り外すことは可能ですが、 持ち運びの利便性を考えると、伸縮式にしてほしかったところです。 また、フードの先には、厚みのあるゴムリングが付けられています。
VSD100には専用のアルミケースが付属しますが、鏡筒バンドを付けた状態で収納することはできません。 このクラスの撮影用望遠鏡は、アリガタ・アリミゾ方式で赤道儀への脱着を行うのが一般的なので、 アルミケースは、鏡筒バンドが入るようにして欲しかったところです。
また、ファインダーは別売りです。 VSD100のファンダー台座は、以前、販売されていたペンタックス望遠鏡用の形状になっているため、 ビクセン社の純正ファインダーを取り付けるには、別売りのVSDファインダー脚台座を購入する必要があります。
ところで、VSD100の外観は、昔、ペンタックスから発売されていた100SDUFII(右上画像)にそっくりです。 これは、ビクセンが旧ペンタックスから天体望遠鏡の設計資料などを引き継ぎ、VSD100を開発したためでしょう。 以下にスペックの比較表を掲載しましたが、レンズ構成以外はほぼ同じです。 ペンタックスの100SDUFIIシリーズは「ツチノコ」と呼ばれていましたが、 VSD100は「ツチノコの新種」といったところでしょうか。
名称 | ペンタックス 100SDUFII | ビクセン VSD100 |
有効径 | 100mm | 100mm |
焦点距離 | 400mm | 380mm |
レンズ構成 | 4群4枚 (SDレンズ1枚) |
5群5枚 (SDレンズ1枚、EDレンズ1枚) |
口径比 | 1:4 | 1:3.8 |
イメージサークル | 88mm | 70mm |
鏡筒長 | 497mm | 497mm |
鏡筒径 | 115mm | 115mm |
重さ | 4.3kg | 4.5kg |
希望小売価格 | ¥330,000 ※2008年当時の価格 |
¥620,000 |
ビクセンVSD100の光学系
VSD100には、レンズ前群にSDレンズ、後群にEDレンズを用いた、5群5枚のレンズ構成が用いられています。 新しい光学系を用いることによって、ペンタックス100SDUFII(4群4枚)では補正しきれなかった色収差を良好に補正しています。
VSD100と100SDUFIIのレンズ配置図を見比べると、レンズ後群が2枚から3枚に増え、 各レンズ間隔やレンズの曲率が変更されていることがわかります。
レンズ枚数の増加によるコントラスト低下については、
新しく開発したコーティングによってレンズ一枚当たりの透過率を99.9%まで高めていると、ビクセンは説明しています。
※ペンタックス100SDUFIIに採用されていた天体用特殊コーティングも透過率が99.9%でした。
VSD100のイメージサークルは広く、直径70ミリを有しています(光量60%)。 デジタル中判カメラのペンタックス645Z(45x33mm)はもちろん、 中判銀塩カメラのペンタックス645(56x41.5mm)の広い写野もカバーしています。 APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラなら、最周辺部でも中心部の約90%の光量を得られます。 実際に撮影した画像をみても、周辺光量が豊富な光学系だと実感しました。
ビクセンVSD100のヘリコイド装置
他の望遠鏡にはないVSD100の特徴の一つに、接眼部に取り付けられた大型の直進ヘリコイド装置があります。
ヘリコイド自体はカメラレンズの合焦装置としてお馴染みのものですが、
VSD100には15条螺旋が用いられた、高精度なヘリコイドが用いられています。
ペンタックス望遠鏡から引き継いだヘリコイドの動きは非常にスムーズで、 固定ネジを軽く締めれば、回転がロックされます。 接眼部の耐荷重は約3キロなので、重さ数キロの冷却CCDカメラを取り付けると、 若干、ヘリコイドの動きが重く感じられましたが、デジタル一眼レフカメラ程度の機材なら快適に使用できます。
ヘリコイド部分にはバーニヤ目盛も付けられているので、20μmまで位置を読み取ることができます。 気温ごとの合焦位置をメモしておけば、ピント合わせが非常に楽になります。 フィルターごとのピント位置の調整にも役立つでしょう。
VSD100の接眼部に用いられているパーツの工作精度は非常に高く、各パーツは吸い付くようにフィットします。 他のビクセン製品のパーツとは一線を画す精度が感じられます。 ベテランユーザー向けに、接眼部のパーツには、スケアリング調整機構が装備されています。
ビクセンVSD100の星像
天体写真ファンには、光学系の星像が気になると思いますので、 35ミリフルサイズのデジタル一眼レフカメラ「ニコンD810A」で撮影し、 ダークフラット処理を行った画像を以下に掲載しました。
全体画像の下に、中央部と最端部分のピクセル等倍画像を載せましたが、
こちらをご覧いただくと、画面端でもそれほど星像が崩れていないことがわかります。
※別ページに大きな画像を追加しましたので、
拡大画像ページも併せてご覧ください。
星像に関しては、画面中心から35ミリフルサイズの画面隅までほぼ点像を保ち、 星像の大きさにもそれほど変わりありません。 しかし、フォーカスの位置によって、僅かな色収差の発生が確認できました。 そこで、撮影時は、色収差の発生を避けるため、 バーティノフマスクのピント位置から数μmずらして撮影するようにしています。
なお、一般的に、EDレンズが使われている光学系は、気温変化によってピント位置が移動しますが、 他社製望遠鏡(タカハシTOA130など)と比べると、 VSD100のピントの移動量は、それほど大きくないと感じました。
ビクセンVSD100の周辺減光
天体写真の画像処理では、フラットフレームを使って周辺減光補正を行いますが、 天体撮影を始めたばかりの方にとってフラット補正はわかりにくく、 これが天体写真は難しいというイメージにも繋がっているように思います。
もし周辺光量が十分にある光学系を用いることができれば、フラット補正の必要性や難易度を下げることができます。 VSD100の特徴の一つにイメージサークルの広さがありますが、 実際に周辺減光がどのくらい発生するかについて、フラットフレームを撮影して調べてみました。
下は、ニコンD810AとVSD100を使って撮影したフラットフレームです。 上は未処理の画像、下はレベル補正で強調した画像です。
強調したフラット画像を見ると、中央部が最も明るく、画像の端になるほど暗くなっているのが分かります。 参考までに、画像上にマークした各ポイントの輝度値を測定して、一覧表にまとめてみました。
※フラットフレームの上下が暗くなっているのは、カメラのミラーボックスによるケラレです。
ポイント位置 | 輝度値 | 中央と比較した光量(%) | 備考 |
ポイント@ | 122 | 100% | 写真中央 |
ポイントA | 100 | 約82% | 35ミリフルサイズの端 |
ポイントB | 114 | 約93% | APS-C(ニコン)サイズ端 |
一覧表の通り、今回のテストを通じて、VSD100を直焦点で使用した場合、 35ミリフルサイズ周辺で約80%、APS-Cサイズでは周辺部でも90%以上の光量があることがわかりました。 メーカーがアナウンスしている通り、VSD100の周辺光量は豊富と言えるでしょう。
ただ、画像の最中央部の明るさの傾斜は、若干大きいように感じられました。 淡い星雲を画像処理で強調する場合は、APS-Cサイズであっても、 ステライメージ7の周辺減光補正やフラット補正を実施して、明るさの差を補正した方が良さそうです。
3群3枚構成のレデューサー
VSD100の焦点距離を更に短くするオプションとして、VSD専用の「レデューサーV0.79×」が用意されています。 レデューサーV0.79×をVSD100に取り付けると、焦点距離が300ミリ、F値が3まで明るくなります。 カメラレンズで人気の有る、サンニッパと同じようなスペックになります。
レデューサーV0.79×は、3群3枚のレンズで構成され、VSD本体と同じASコーティングが施されています。 レデューサー使用時のイメージサークルは約44ミリで、 直焦点の70ミリよりも狭くなるものの、35ミリフルサイズ機に対応しています。
レデューサーV0.79×のVSD100への取り付けは、 鏡筒本体に取り付けられた全てのアダプターを外し、ネジコミで固定します。 レデューサーにはスケアリング調整機構が設けられ、しっかりとした造りをしています。
レデューサー使用時の星像
VSD100にレデューサーを取り付け、 35ミリフルサイズのデジタル一眼レフカメラ「ニコンD810A」で撮影した画像を以下に掲載しました。
全体画像の下に、中央部と最端部分のピクセル等倍画像を載せましたが、 画面端でも大きくは星像が崩れていないことがわかります。
星像に関しては、直焦点の画像と比べると、僅かに星像が大きくなったように感じますが、十分シャープです。 周辺像については、35ミリフルサイズの隅になると、 星の形がおむすび型に崩れますが、気にならないレベルに収まっていると思います。 また、色収差に関しては、直焦点よりも星像が大きくなった分、目立ちにくくなったように思います。
レデューサー使用時の周辺減光
次に、ニコンD810Aを使って、レデューサー使用時の周辺減光の様子を調べてみました。 下は、ニコンD810Aで撮影したフラットフレームです。 上は未処理の画像、下はレベル補正で強調した画像です。
※フラットフレームの上下が暗くなっているのは、カメラのミラーボックスによるケラレです。
未処理の画像ではわかりづらいですが、強調したフラットフレーム画像を見ると、 中央が明るく、周辺部が暗くなっているのがわかります。 直焦点の周辺減光画像と比べると、四隅に近づくと急激に光量が減っているのがレデューサー使用時の特徴です。 ただ、F3という明るさを考えれば、許容できる範囲の減光だと感じました。
ライバルはタカハシFSQ-106ED
タカハシFSQ-106EDは、天体写真の撮影用として大変人気の高い天体望遠鏡です。
光学系のF値は異なりますが、VSD100とFSQ-106EDは口径がほぼ同じであり、 天体撮影の分野において、両機はライバル機と言えるかもしれません。
両モデルのスペックの違いを、比較しやすいように下表にまとめました。 表を見ると、タカハシFSQ-106EDにレデューサーを組み合わせれば、VSD100とほぼ同じ明るさになることがわかります。 また、大きさや重さはVSD100の方が一回り小さいですが、価格は、FSQ-106EDの方が10万円以上安くなっています。
名称 | ビクセンVSD100 | タカハシFSQ-106ED |
レンズ構成 | 5群5枚 | 4群4枚 |
口径 | 100mm | 106mm |
焦点距離、F値 | 380mm、F3.8 | 530mm、F5 |
レデューサー使用(別売) | 300mm、F3 | 385mm、F3.6 (QE0.73×使用時) |
鏡筒径 | 115mm | 125mm |
重さ | 約4.5kg | 約7.0kg (ファインダー含) |
価格 | ¥620,000 | ¥498,000 ※2019年4月から¥545,000に値上げ ※2021年2月からFSQ-106EDPに変更 ¥624,800に値上げ |
次に、VSD100とFSQ-106EDの実写性能について、実際にニコンD810Aを使って撮影して比較してみたところ、 色収差の少なさや、中心星像のシャープさの点で、FSQ-106EDの直焦点の方が若干優れていると感じました。
但し、FSQ-106EDにレデューサーレンズQE0.73×を取り付け、 VSD100の直焦点とほぼ同じ焦点距離とF値で撮影した画像を比べると、 色収差や中心星像のシャープさはほぼ同等で、周辺の星像はVSD100の方が真円に近く、 均質であるという印象を受けました。
なお、眼視性能については、FSQ-106EDの方が優れています。 FSQ-106EDとエクステンダーQ1.6×を組み合わせれば、焦点距離約850ミリの光学系となり、 月や明るい惑星の観望も楽しむことができるでしょう。
まとめると、タカハシFSQ-106EDは中心像のシャープさを追求した天体望遠鏡的な性格で、 レデューサーを使った天体撮影だけでなく、エクステンダーを使った星空観望も楽しむことができる鏡筒です。 一方、VSD100は、カメラの望遠レンズ的な性格で、写野中心付近のシャープさよりも、 画面全体の均質さと明るさが魅力の光学系と言えると思います。
ニコンD810Aの接続
VSD100にデジタルカメラを取り付けるには、オプションで用意されている直焦ワイドアダプターが必要ですが、
このアダプターは強度が低く、以前から改善が望まれていました。
2015年冬、カメラマウントの素材が見直され、強度と精度を増した直焦ワイドアダプターDXが発売されましたが、 現在のラインナップはキヤノンEOS用のみとなっています。
そのため、天体撮影用として人気の高いニコンD810Aを接続するには、従来のアダプターを使うしかありません。 しかし、従来のアダプターを使用すると、スケアリングの不良で四隅の星像がいびつになってしまったため、 コスモ工房さんにアダプターリングの製作をお願いし、 高橋製作所のカメラマウントDX-WR(ニコン用)を使えるように工夫しました。
右上の写真は、VSD100の接眼部に、オリジナルアダプターリングと、 タカハシ製のカメラマウントDX-WRを取り付けたときの様子です。 タカハシ製のカメラマウントDXは真鍮製で強度が高いので、ニコンD810Aをしっかりと固定できるようになりました。
下は、アダプターリングの製作を依頼したときに私が描いた図です。 何かのご参考になれば幸いです。
※2018年の冬に、ビクセンから直焦ワイドアダプターDX ニコン用が発売開始されました。
ユーザーに優しいVSD100
天文雑誌やネットでは、天体望遠鏡で撮影された美しい写真が数多く紹介されていますが、
高度な天体写真を撮影するには、機材を使いこなすことが求められます。
例えば、上で紹介したFSQ-106EDは優れた光学系ですが、接眼部の平面性や、 気温変化によるピント位置の移動には敏感です。 ハイレベルな写真を撮るには、ユーザーが、機材のクセを把握した上で、 機材を微調整して追い込まなければなりません。
しかし、VSD100は、工作精度が高いためか、比較的手軽にハイレベルな天体写真を撮影することができる鏡筒だと感じました。 実際、新しくビクセンから発売された、直焦ワイドアダプター60DXと組み合わせると、 重い35ミリフルサイズデジカメのAstro6D(キヤノンEOS6D改造カメラ)もしっかりと保持でき、 スケアリングを調整する必要もありませんでした。
ベテランにとっては、調整しがいのない鏡筒と感じられるかもしれませんが、 コンスタントに満足できる画像を得られるというのは、VSD100の大きな魅力だと思います。
接眼部のネジを交換
VSD100接眼部には、差込型アダプター用の固定ボルトが設けられています。
固定ボルトは、タカハシなどに用いられているローレットネジとは若干異なり、
先端にデルリンチップが埋め込まれています。
アダプターと接触する部分がプラスチックのデルリンなので、アダプターに傷が付かないのが美点です。 しかし、大型の冷却CCDカメラをアダプターの後ろに取り付けると、固定ボルトをきつく締め付けても、 望遠鏡の姿勢によってはアダプターが滑り、カメラが回転してしまうことがありました。
カメラが回転してしまうと撮影に支障が出るため、 先端に金属製のボールが埋め込まれたクランピングボルト(写真の左側)を手に入れ、 交換しました。
交換後は、ボルトを軽く締め付けるだけで、アダプターはしっかりと固定され、快適に撮影できるようになりました。 ただ、金属製のボールのため、アダプターに小さな凹みは発生します。 傷が気にならなければ、交換してみてはいかがでしょう。
VSD100 3.8のまとめ
ビクセンVSD100が持つ焦点距離380ミリという画角は、夏や冬の夜空で輝く大型の散光星雲の撮影に適した画角です。 F3.8という明るさを生かして、淡く広がった星雲を撮影しやすい鏡筒だと思います。
ピント位置によっては、ごく僅かな色収差を若干感じることがありますが、星像は均質で、周辺光量も豊富なので、 35ミリフルサイズのデジカメを使って撮影を楽しむことができます。 大型ヘリコイドの使い心地や各パーツの精度も良好なので、使用感も優れた望遠鏡だと思います。
一方、VSD100の弱点は、販売価格ではないでしょうか。 ユーザーの評価が高いタカハシFSQ-106EDより価格が高いだけの魅力を、 VSD100に見出せるかどうかだと思います。
価格の問題がクリアできれば、VSD100は軽量コンパクトで使いやすい撮影機材だと思います。 小型の赤道儀と組み合わせて広い星域をモザイク撮影し、 ハイクオリティな天体写真に挑戦するのも楽しいだろうと思います。
ビクセンVSD100 F3.8スペック
名称 | Vixen VSD100 F3.8 |
有効径 | 100mm |
焦点距離、F値 | 380mm、F3.8 |
レンズ構成 | 5群5枚(SDレンズ EDレンズ各1枚) |
集光力、分解能 | 肉眼の204倍、1.16秒 |
イメージサークル | φ70mm(645サイズをカバー) |
大きさ、重さ | 外径115mm、長さ497mm、4.5キロ |
付属品 | 専用アルミトランクケース |
希望小売価格 | ¥620,000(税別) |
名称 | レデューサー V 0.79× |
倍率 | 0.79倍 |
合成焦点距離、F値 | 300mm、F3.0 |
イメージサークル | φ44mm(35ミリフルサイズをカバー) |
望遠鏡側ネジ | M84 P=1 オスネジ |
カメラ側ネジ | M60 P=0.75 オスネジ |
フィルター | M58径フィルターをレデューサーレンズに取付可能 |
バックフォーカス | 63.5mm(レデューサー後端からセンサーまで) |
大きさ、重さ | 外径92mm、長さ46mm、330g |
希望小売価格 | ¥80,000(税別) |
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ニコンD810A
ニコンD810Aは、VSD100望遠鏡と組み合わせて天体撮影に愛用しているデジタル一眼レフカメラです。 ニコンD810Aは、2015年5月末に発売開始されたニコン初の天体撮影専用のデジタル一眼レフカメラです。 従来のメーカー純正モデルと比べて、赤い星雲の写り具合を改造機と同等程度まで高めており、 ハイアマチュアにも満足できる天体撮影用カメラに仕上がっています。 35ミリフルサイズセンサーが用いられたニコンD810がベース機となっているため、価格が高いのは残念ですが、 画素数が3630万画素と多く解像度が高いにもかかわらず、長時間ノイズが少ないのが魅力です。 また、天体撮影に便利な長時間撮影モードなどを備えています。 モニターは固定式ですが、長く愛用できるメーカー純正の天体用カメラだと思います。 |