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カリフォルニア星雲
2005年11月15日
今日は素晴らしい透明度の夜です。遠くの広告灯がぎらぎら光って見えます。満月さえなければ、光害真っ直中の我が家からでも星雲が撮影できそうなくらいです。
ギャラリーにCCDで撮影したカリフォルニア星雲の写真をアップしました。カリフォルニア星雲は、すばるの少し左に位置している星雲で、真っ赤な色をした星雲がフィルムに大きく写ることから、天体写真ファンに大人気の天体です。ずっと昔大流行した、コダック103aEフィルムとR64フィルタを用いて、手動ガイドでこの星雲を写された方も多いのではないでしょうか。当時は大都会のど真ん中でもカリフォルニア星雲が写ったそうですから、今から考えるとびっくりですよね。カリフォルニア星雲は巨大なので、今回の写真はモザイク合成で作品化してみました。完成後のSNを考えて露出時間を決定したので、一コマあたりの露光時間は70分に抑えています。これくらいでしたら、銀塩写真と同じくらいの時間で撮影できますから気楽でよいですね。合成処理は手間がかかりますが(笑)。今回CCD写真を合成していて思ったのですが、良好なSNを得るという意味でも、高画素で大きなチップはとても有利のようです。今の倍以上のCCDチップであれば、淡い星雲をもっと短時間で写せて、容易に処理できそうです。どこかに大きなチップの冷却カメラ落ちてないでしょうかね(笑)。写真の方はギャラリーからご覧になって下さい。