過去の話題
星空日誌やつぶやきの過去ログを、一覧にまとめているページです。 撮影に関する情報や天体望遠鏡の選び方、それに旅行などの情報が詰まったページです。 何かの参考になれば幸いです。 各ページへは、左のトッピクスリンクからお進みください。
残念ながら、分野ごとにリンクを分ける時間はありませんでしたので、 左のリンクはランダムな並びになっています。 知りたい内容のキーワードがお分かりでしたら、 天体写真の世界トップページの右上に設けた検索ボックスから、 こちらの内容も検索することができますので、そちらをご利用頂くのが早いと思います。
カメラ業界の変遷
2006年01月19日
デジタル一眼レフの普及が進み、年明けからカメラ業界再編の動きが激しくなってきました。先日はニコンの銀塩事業縮小が発表され、今日はコニカミノルタがカメラ・フォト事業から撤退すると報道発表していました。どちらも銀塩フィルムでの撮影に慣れ親しんだ者としては、残念なことです。特に今回のコニカミノルタの事業変更には驚きました。ミノルタといえば革新的なAFカメラを発表し、ボケ味の美しいレンズを精力的に発表していた独創的なカメラメーカです。資産はソニーへと受け継がれるというものの、今後どのようになるのでしょう。また、フィルムの分野でもコニカといえば、サクラカラーR100からコニカGX3200まで、天体写真を支えてくれたフィルムとして思い出されますよね。
こういう動きを見ると人の嗜好の移り変わりの早さも感じてしまいます。この流れで行くと銀塩フィルムも売れない銘柄は淘汰されていくのでしょうか。天体写真ファンとしては、コダックE200やPROVIA400Fフィルムが製造中止にならないことを願う次第です。年末に撮影した子持ち銀河の写真をアップしました(ちょっとページも整理しました)。銀塩どうこうと上で書いておきながら、冷却CCDによる春の銀河の作品ですが、やはりこういう小さな銀河に対しては、CCDは銀塩とはレベルの違う写り方をしてくれます。小さな天体の解像度という意味では、銀塩では太刀打ちできないのでしょうね。