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ε-180ED
2006年05月07日
今回のしらびそ遠征では、高橋製作所のε180EDで撮影していました(借り物です(笑))。このε180EDは、デジタル時代になって大人気鏡筒のようで、しらびそに来られていた方の中にも数名お使いの方がいらっしゃいました。また、私が使っているε160やε130ユーザーの方も来られていて「明るいε鏡筒はホントに人気あるんだな。」と思った次第です。このε180EDはε160に比べて重さがあるので、今回はMS5赤道儀に載せて撮影していました。下の左写真がその様子ですがオレンジ鏡筒が眩しいですね。右の写真はご一緒したえすさんの機材で、EM400赤道儀とTSA鏡筒でまとめた最新鋭の撮影機材です。新型赤道儀EM400は形も洗練されていて格好いいですね。
今回使わせていただいたε180ED鏡筒。現地ではいろいろとテスト撮影していたのですが、やはりその明るさは魅力的です。実際撮った画像を比べてみても、ε160よりも一段明るい光学系であることがよくわかりました。しかしその分温度によるピント変化にはシビアで、温度チェックしながら撮影しないとピンぼけ画像を量産してしまいそうです。また接眼部から鏡筒内に迷光が入ることがあるようで、この辺りも気を付ける必要がありそうでした。
ε180EDにST2000XMを付けて撮影した干潟星雲の写真をこちらにアップしました。現地に着くのが遅くて、撮影時間が足りなかったので、RGB画像は薄明にかかってしまいましたが、なんとか仕上がることができました。是非見てやってください。