M45 プレアデス星団
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おうし座 M45 プレアデス星団
スバルの愛称で広く親しまれている「プレアデス星団」の写真です。プレアデス星団は、若い星々が集まった散開星団で、肉眼では6~7個の星の集まりとして見え、「セブン・シスターズ」と呼ばれることもあります。双眼鏡を使うとさらに多くの星々が見え、美しい眺めを楽しむことができますが、天体望遠鏡での倍率が高くなりすぎると、星々がまばらに見え、かえって美しさを感じにくいことがあります。
この写真は、タカハシのアストログラフ「ε-160ED」と、モノクロセンサーを搭載した天体用冷却CMOSカメラ「ASI2600MMPro」を使用して撮影しました。通常、モノクロセンサーのカメラで天体を撮影する際は、LRGBの4つのフィルターを使って撮影し、LRGBカラー合成で一枚のカラー作品に仕上げますが、今回はRGBの3種類の画像を撮影し、RGBカラー合成で仕上げました。
LRGBカラー合成と比べて、RGB画像では輝度情報を変更しないため、それぞれの星や、スバルを包み込むメローペ星雲の色合いに深みが増したように感じます。LRGB撮影と比べると、露出時間が長く、ノイズも目立ちやすいですが、今後はモノクロセンサーカメラを使ったRGB撮影を楽しんでいこうと思います。
Imaging information
撮影鏡筒:タカハシε-160ED
望遠鏡架台:ビクセンAXD赤道儀
撮影カメラ:ZWO ASI2600MM Pro 冷却CMOSカメラ
カメラの設定:ゲイン100、オフセット50、センサー温度マイナス10度
露出時間:R=G=B=各300秒X30枚、Chroma社フィルター使用
画像処理ソフト:PixInsight、ステライメージ9、Affinity Photo2
撮影場所:N.N.R.V.リモート観測所、2025年1月撮影