土星の写真 2004年
2003年の冬から2004年にかけて撮影した土星の写真を展示しています。
土星の画像 2004年1月31日(20時42分(JST))
気流が安定していたので撮影してみました。眼視でもカッシニの隙間がよく見えま した(ボーグ76EDでも綺麗に見えました)。よい元画像が得れたので、処理は最小限 にして暗闇にボンヤリ浮かぶ土星を表現してみました(したつもりです)。眼視に近いイ メージになったかな、と思ってます。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(957frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:4/5 , Trans:3/5
久しぶりの土星です。21時頃には天頂付近に見えるようになりました。夜更かししなくても見えるのでいいですね。観望会などにはいい時期かもしれません。
土星は衝を過ぎたので、太陽の光を反対側から受けています。ですので以前の画像と比べると、輪に落ちる影が反対側にできています。こうやってみると模様の変化が乏しい土星でも楽しいものですね。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(781frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:3/5 , Trans:3/5
月刊天文入選作品
暖かい室内に望遠鏡を置いていたので、像が落ち着くまで2時間近くかかりました。
この日はシーイングが比較的良かったので、なかなかよい像を得れました。下の写真とはすごい違いですよね(笑)。やはり惑星写真は良気流で決まりますね。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(864frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:4/5 , Trans:3/5
12月最初の土星画像です。
透明度は最高なのですが、シーイングが悪いので、どうしてもボンヤリした像になってしまいます。眼視で見ても、カッシニ空隙が見えたり見えなかったりといった感じです。
来年の元旦に衝を迎える土星です。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=44)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(1189frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:3/5 , Trans:5/5
寒くなるとシーイングが悪く、なかなか思ったように写ってくれません。今回もぼやっとした土星になってしまいました。
次回からは拡大率を下げて、撮影しようと思っています。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=44)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(1201frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:3/5 , Trans:4/5
今回は撮影時間を延ばして、大量の画像をコンポジットしてみました。が、結果はこのとおりで、ボケた像になってしまいました。悪い像を大量にコンポジットしても仕方がないということですねぇ(ピントも甘かったかもしれません)。
午前2時頃には、天空高く見えるようになった土星です。これからは夜更かししなくても見れそうです。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=44)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(1810frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2にて処理
Seeing:3/5 , Trans:5/5
今回も前回に続き、拡大率を上げて撮影してみました。
しかし、透明度が悪かったので、カメラのゲインをいっぱいまで上げての撮影だったため、ノイズが多く荒れた画像になってしまいました。(やっぱり土星は暗いです)
ホワイトバランスも少しブルー寄りになってしまいました(色調補正していない画像も参考によいかな、と思ってそのまま載せてみました)。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=44)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(1201frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2にて処理
Seeing:4/5 , Trans:2/5
明け方のひととき、素晴らしいシーイングに恵まれました。透明度もよかったので美しい土星像を得れました。現時点では、今シーズンベストショットです。
いつもより拡大して撮影したので、大きく載せてみました(ちょっと窮屈ですね)。画像処理は弱めにしていますので、柔らかい画像になったと思います。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=44)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(777frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて画像処理
Seeing:5/5 , Trans:4/5
寒気が入り込んで、よくない大気状態でしたが、せっかく起きたので写しました。久しぶりの土星です。
眼視で覗くと少し大きくなったような気がしました。11月中頃になると、南中も早くなるので観測しやすくなりそうです。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=32)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(1053frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて画像処理
Seeing:3/5 , Trans:2/5
この日は、シーイングがよく、眼視でもカッシニの空隙が綺麗に見えていました。
シーイングが良かったため、Registaxでの画像の評価も高く、Stackしただけで、ごく弱くWavelet Filterをかけただけの画像です。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=32)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(1190frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて画像処理
Seeing:4/5 , Trans:3/5
明け方のひととき、とてもよいシーイングに恵まれました。急いで撮影した一枚です。
カッシニの空隙が綺麗に写りました。環の一番外側にはエンケの空隙が、かすかに写っているような気が・・・違うかな?
(目視では全然わかりませんでした)
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=32)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(1145frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて画像処理
Seeing:4/5 , Trans:3/5
今回はPhotoshopを使わず、ニコンのRAWファイル展開用のCapture3を使って画像処理してみました。
Capture3のノイズリダクション機能が、なかなかよい感じで、なめらかな画像を得られたと思います。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=32)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(1200frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+NikonCapture3にて画像処理
Seeing:3/5 , Trans:4/5
早起きして撮った土星です。予定より起きるのが遅れてしまい、薄明中の撮影になってしまいました(そのせいでバックが明るいです)。
本体にうっすら縞模様が見えています。環にはカッシニの隙間がくっきり見えています。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+タカハシPJ-20にて拡大(合成F=32)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(632frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて画像処理
Seeing:3/5 , Trans:4/5
土星が明け方の東の空に見えるようになってきました。
ふたご座を順行中の土星は、10月になると早い時間に東の空に姿を出すようになり、本格的なシーズンインとなります。
土星は火星と比べて露出時間がかかるのが難物です。こういう天体にはCCDサイズが大きい一眼デジカメは不利かもしれません。
やっぱり土星は環が神秘的で美しい天体です。小望遠鏡でも環が見えますので是非見て下さい。
MT-160反射望遠鏡+コレクター+ペンタックスOr-5にて拡大
ニコンD100にて撮影(合成F=155)
感度:ISO800 ホワイトバランス:晴天モード(+3)
露出:6秒(16コマをコンポジット)