土星 2005年シーズン
2004年の冬から2005年にかけて撮影した土星の写真を展示しています。
土星の画像 2005年2月23日(20時10分(JST))
黄砂の影響のため非常に透明度が悪く、眼視では黄色っぽく見えていた土星 です(写真は色調補正しています)。しかしシーイング自体は良好で、カッシニ空隙が綺麗に 見えていました。あまりにも透明度が悪いので、光量を得るためにIRフィルターを外して 撮影した土星です。その影響のためか、少し本体縞模様が淡くなりました。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影
Exp:1/25秒(950frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:4/5 , Trans:1/5
久しぶりの土星です。この日は、比較的よいシーイングに恵まれて、土星観望することができました。衝を過ぎて日が経っているので、太陽が写真の左側から当たり、土星の環に大きな陰ができています。
気流が悪くなってから撮影したので、少しボーっとした写真になってしまったのが残念です。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(850frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:3/5 , Trans:3/5
今年の冬は気流が悪い日が多く、なかなかシャープな惑星像が得られません。その中でこの日は比較的よいシーイングで観望を楽しめました。
土星は衝を過ぎて、環に落ちる陰も今までと反対側に出るようになりました。これから早い時間に南中するようになりますので、気楽に観望されてみてはいかがでしょう。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(937frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:4/5 , Trans:4/5
今年初めて撮影した土星像です。
気流がとても悪かったのでかなりボケた土星像ですが、衝が間近なので環に落ちる陰も少なく、土星の環が明るく輝いている様子がわかります。いつもと少し印象が違いますよね。
気流が良くなったらまた撮影したい土星です。
※この環が明るく輝く現象は「ハイリゲインシャイン」と呼ばれているそうです。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(771frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:1/5 , Trans:5/5
12月初めて撮影した土星像です。
あまり気流が良くなかったので、少しぼけた像になってしまいました。それでもこれだけの写真が得られるのは、デジタル技術の発展のお陰ですね。フィルム時代では考えられなかったことです。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(702frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:3/5 , Trans:4/5
夜中に起き出して撮影した土星です。
真夜中頃に見たときには、落ち着きのなかった土星ですが、この時間になると高度も高いため、安定した像を見せてくれました。もうしばらくすると見やすい時間に南中してくれます。楽しみですね。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(821frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:4/5 , Trans:3/5
この日は冬型の気圧配置が緩み、なかなかシャープな土星を観望することができました。時々像は揺れるものの、カッシニ空隙が綺麗に見えて美しい土星でした。
土星は南中時間も早くなり、早い時間に見頃を迎えるようになりました。これから本格的なシーズンインです。夜更けに土星観望はいかがでしょう。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(769frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:4/5 , Trans:3/5
この日、西日本は大きな高気圧にすっぽり覆われ、とてもよい気流に恵まれました。お陰でとてもシャープなイメージを得ることができました。眼視でもカッシニ空隙が全周に渡って見えて、とても美しい土星でした。今のところ今シーズンベストの土星写真です。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(772frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:5/5 , Trans:3/5
今シーズン2回目の撮影でした。まだToUCamの設定の勘所が思い出せず試行錯誤している段階です。
少し気流が落ち着いたときに撮影したので、以前の画像よりはシャープなイメージを得ることができました。今後はもう少しコンスタントに撮影していきたいと思っています。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(781frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:3/5 , Trans:3/5
今シーズン初の土星です。久しぶりの撮影でした。
それほど気流が良くないので、ボンヤリした画像になってしまいましたが、昨シーズンの土星像と比べると輪の傾きが小さくなっていることがわかります。
今、この土星の周囲をカッシニ探査機が飛んでいます。そんなことを思いながら見てみると想いもひとしおです。
MT-160反射望遠鏡+ペンタックスXP14にて拡大(合成F=43)
ToUcam Proにて撮影 (IR Block Filter使用)
Exp:1/25秒(957frames stack) ,FrameRate:10frame/sec
Registax2+Photoshopにて処理
Seeing:3/5 , Trans:4/5