プトレマイオス

上の月面写真には、ひょうたんのような形をしたクレーターが写っています。この下側の大きなクレーターが、プトレマイオスです。 この地区は月面の中央付近になるので、望遠鏡で月面を覗くとよく目立つクレーターです。

プトレマイオスは直径約153キロのクレーターで、周りの壁は浸食されています。 クレーターの中には、小さなクレーターが数多く存在していて、気流の良い時に望遠鏡で覗くとよくわかります。

すぐ上のクレーターは、アルフォンススです。こちらはプトレマイオスよりも少し小さいクレーターです。 アルフォンススの中にも小さな丘や、溝などがたくさんありますので、観望したときには注意して見てみましょう。 どちらのクレーターも、上弦の月や下弦の月の頃が見頃となります。